パリピの皆さん、こんにちは。
ヘタレのぱっかんです。
僕の内向的資質が爆発的に優れているのを良い事に、本日は「パーリーピーポー」という人種について考えてみたいと思います。
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※関連記事は最後にまとめて紹介します「パーリーピーポー」ってなんや?
今更説明するまでも無いですが、不必要な飲み会などを押し付けてくる、
「みんなでお酒を楽しもうぜ!」
「一発ギャグとかやろうぜ!」
「流行りものこそ正義だぜ!」
と叫び散らす連中のことをパリピと呼ぶようです。
厄介なことにパリピの彼らは性格が鬼クッソ良いので、家系的にアルコールが全くダメな僕でもつい彼らに付いていき、そして有意義な時間を過ごしてしまいます。
こんな素晴らしい体験をさせてくれる彼らは神でしょうか?
いえパリピです。
しょせんパリピです。
彼らが勧めてくる映画は大抵面白くないので観ない方が良いです。
彼らが進めてくる音楽には必ず「UVER World」が含まれているので、「普段バンド系の音楽を聴いてる」なんて口が滑っても言ってはいけません。
もし間違えてパリピの前で「僕はバンド系の音楽が好きです」と宣言しようもんなら、
「マァジッ?!俺もウーバァー超好き!マジパネェ!」と返され、何故か自分もウーバーが好きなの前提で話が進んでしまいます。
そうならない為にも、「ウーバーのギターが使ってる“ワージードライブ”のエフェクターの音マジパナイッスよね!」などと知ったかぶりをかまし、黙らせてあげましょう。
先日のパリピ的エピソード
とりあえず最近「なんだかなぁ」と感じたエピソードがあったので話します。
こないだ飲み会の後に「シューティングバー」へ行きました。
「シューティングバー」は、お酒を飲みながら「シューティングレンジ」で「エアガン」を乱射できる素晴らしいスペースで、小学校時代に「スタームルガー(ハンドガン)」が友達だった僕は、中々良い成績を叩き出してしまいました。
また、ただ発砲するだけではなく、「1マガジン(銃にもよるがだいたい20発前後)でいくつの的を倒せるか」というシンプルなゲームが用意されており、僕の本気スコアでは17個倒せました。
そしてそれはお店のスタッフでも中々出せないスコアだったらしく、パリピのスタッフさんに凄く褒めてもらいました。
パリピの方々は、「お店のスタッフである」という事実を抜いても褒めるのが上手いので悔しい。惚れそう。
そんでお店のメニューの中に「スタッフ勝負(500円)」という物があり、流れで僕とスタッフさんで勝負させて頂きました。
結果、今日2のスコアを叩き出せ、具体的な数字は忘れましたが、ギリでお店の兄ちゃんに勝てました。
するとスタッフは、「勝った時の景品メニュー」を持ってきてくださり、その中には、
①スタッフにテキーラを飲ませる
②光るBB弾でアサルトライフル(本来別料金がかかる)をぶっ放せる
の2つが書いてありました。
この時内心、「なんで勝ったのに敗者スタッフにテキーラを飲ませてあげんといかんのか?」と意味が分からなかったので、大して興味が無かった「②光るBB弾」を選択しました。
店内が暗くなり、一人で光るBB弾を撃たせてもらいましたが、こういう感じの演出が苦手なので、少し背伸び気味にテンションを維持していました。
あれからもう何か月も経つのですが、今になって「テキーラは罰ゲームだった」と気付きました。
当時の僕は、あろうことか「なんで勝者が敗者にテキーラをサービスせなあかんのだろうか」と素朴な疑問を抱きましたが、思えば洋画で、何かしらのゲームに負けてテキーラをイッキするシーンを観たことがあります。
こんな感じで「なるほど、ノリのヤツか」とだいぶ遅れて気付いたのですが、僕がパリピじゃないせいで、危うく雰囲気をぶっ壊すところでした。
「なんでお兄さんにテキーラを飲ませなきゃならんのですか?」とか聞かなくて本当に良かった・・・。
これに関しては無知な僕の負けです。
パリピ特有の「罰ゲームノリ」のウザさ
何の勝負にせよ「罰ゲーム」のおかげで、更にスリリングになり、より白熱した戦いとなります。
例えばボーリングとかでも、
・負けたら飯代おごる
・敗者は勝者のゲーム代をカバーする
など、罰ゲームがあることで面白みが増幅したりします。
この手の罰ゲームはまぁ良いでしょう。
誰かが得をするし。
でも、「誰もやりたがらない事をやる」系の罰ゲームは正直あんまり面白くない。
例えば「痛みが走る」系のヤツ。
敗者が「痛ってぇー!!!」とリアクションをするのを見て、こちらは笑ってあげないといけません。
「福岡でTOP3に入るくらい良く笑う」と自負してる僕ですが、こういう「リアクション芸」はハマれないので、こちらも無理にリアクションしてあげないといけません。
スタッフがテキーラ飲んで「んぁあー!」としてるのを見て、「頑張ってんなー」とは思えど、「おもしれー!」とはなれません。ごめんなさい。
100歩譲って「知人」ならまだこちらもリアクション取りやすいですが、「知らん人」の演技でエンタメを受け取るのはムズイです。さすがに。
こういうとこで僕の接待の弱さが出てますね。
「パリピ」のみなさんと折り合いを付けたい
「ミニマリスト しぶ」さんの著書「手ぶらで生きる」にて、同窓会で「たばこ吸って良い?」と聞いてくれた人に対し、「別にいいけど、俺は帰るよ」と言って場を凍り付かせたエピソードが誇らしげに語られてました。
Amazonレビューでは案の定「その章で拒絶した」という評価が多く、「だよな」と思いました。
[itemlink post_id=”4520″]まぁ、誰だって自分の哲学を持ってるし「しぶ」さんはインフルエンサーでもあるので、自分の突き進む道を貫いているのでしょう。
しかし僕はアレです。
ただのクソ野郎です。
だから「なんでお兄さんにテキーラを飲ませなきゃならんのですか?」などと言って、場を凍り付かせるような事は出来るだけしたくありません。
でも「パリピ」の人たちとは見てる世界が違うので、実社会で時折そういう過ちを犯すかもしれません。
もう犯してるかもしれません。
そんな時は、思い切って白熱したディベートバトルを繰り広げましょう。
「パリピ」とかいうウザイ人種:まとめ
改めて当記事を読み返し、「ディスりながら褒める」というエグイラインで物申すテクニックが素晴らしいなと我ながら感じました。たぶんこれは世界に通用する才能です。もっと褒めてください。
でももしかしたら、実際に「パリピ」がそういう絶妙なポジションの存在だから、100%のエネルギーでディスれないのかもしれません。
強いて言えば、当記事でディスったのは「UVER World」という日本を代表する神バンドだけです。
さっき彼らの代表曲の一つ「SHAMROCK」を聞きましたが、やっぱり良い曲です。
素晴らしいバンドなので、久しぶりに聞いてあげてみてください。
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