こんにちは。過去4回アムウェイ信者と遭遇したぱっかんです。
世間的な評判が最悪なアムウェイですが、ネットワークビジネスとして違法では無いらしく、その信者は我々の予想を裏切ったタイミングで勧誘してきますので気を付けましょう。(入会とかはあなた次第ですが)
少なくとも僕はアムウェイ非会員で、目の前の相手から「アムウェイ」のワードが出たらとりあえず気を付けるようにはしているのですが、今思い返せば過去4回アムウェイ信者と闘ってきたので、その記録と、自分なりの哲学をここに残しておきます。
とりあえず僕はアムウェイ否定派です。
しかしネットリテラシーが高い読者様なら、「そんな事言いつつ、最終的にはアムウェイに勧誘するんだろ?」と身構えている事でしょう。
まず僕自身会員ですら無いので勧誘する気はありませんが、もしかしたら既に洗脳されている可能性もあるかもしれません。
だからもし、この記事の中で勧誘してるっぽい雰囲気が出てきたら、即座にこの記事を閉じて、適当に「犬が好き」と言ってる記事でも見てやってください。
まず・・・「アムウェイって知ってる?」は都市伝説

ネットで見かける「アムウェイって知ってる?」のセリフ。
彼らは、実際はこうもあからさまに勧誘してきません。
「私の仕事はバイヤーです」
「海外から買い付けた商品を販売してる」
「消耗品を売ってる会社」
基本的にはこんな感じで濁してきます。
最初から「アムウェイって知ってる?」って来るのであれば、こちらも「これネットで良く言われてるやつだ!!!」と心構えができるのですが、彼ら自身も「アムウェイ」というワードに引け目を感じているせいか、最初は濁します。
だからアムウェイと距離を置きたい方は、とにかく「目の前の相手が正体を隠そうとしてる」という点に警戒してください。
では次項より、実際に僕が遭遇した「アムウェイ信者」の話をします。
過去4回の「アムウェイ信者との遭遇」
1回目:「散歩サークル」の参加者に居た
アムウェイよりもまず「散歩サークル」の方が怪しいと思われそうなので、ひとまず「散歩サークル」について解説。
僕は「福岡散歩ブログ」とか「ぱっかん&まっさる 福岡散歩(Youtube)」というメディアを運営するくらい散歩好きで、少し前まで、「つなげーと」というアプリを使って「福岡散歩サークル」というサークルを運営していました。
僕は何よりも「一人での散歩」が好きなんですが、「まぁ皆で散歩するのも楽しいかもな」という気持ちと、つなげーとで参加した「カメラサークル」が中々楽しかったので、思い切って自分でもサークルを立ち上げました。
で、開催2回目くらいから参加者が増えだして、3回目の時に「マルチ商法」のワードが登場しガッカリしました。
その経緯ですが、2回目の散歩イベントの時にそこそこ人が集まり、3回目の時は、2回目の参加者さんも数人来てくれました。
そして雑談しながら歩いていて、2回目の時に来てくれた方が、
「前回参加してた〇〇さん(28歳くらいの男性)から個人的に連絡があって一緒に飲みに行ったんですけど、最終的にねずみ講みたいのに誘われました」と伝えてくれました。
勧誘された方に嫌な思いをさせたのは自分のせいでもあるので、謝罪しました。
それと同時に、
地味に「主催者(僕)の目の届かないとこでやってる」というセコさにむしろ関心したのを覚えています。
思い返せば、他サークルの説明文には、だいたい「出会い目的、マルチ勧誘は禁止です」と書かれています。
とりあえず僕も思い出したように「福岡散歩サークル」の概要欄にその一文を追加しましたが、割とマジで「恐怖」に近い何かを感じました。
2回目:「散歩サークル」を盛り上げてくれた鈴木さん
今度は直接対決です。
まず、1回目に登場した信者はそれ以降散歩サークルには顔を出していません。
今度は別の信者です。
5度目の散歩イベント終わりに、参加者全員でファミレスへお茶しに行きました。
参加人数が8人くらいいて、一つのソファ席では座り切れなかったので、ソファ席2つを使って、2グループに分かれて雑談していました。
(こういうワイワイした雰囲気苦手だなぁ)なんて主催者の癖に思っていたら、自分が居ない方のグループがやけに静かになってました。(自分の真後ろがその席)
嫌な予感を感じつつ聞き耳を立てていると
「充実した時間が増えた」
「無理に紹介しなくても大丈夫」
「普通に良い商品がたくさんある」
と、予感が的中したまんまのワードが飛び交っています。
これを言ってるのを鈴木さんとしましょう。
鈴木さんは盛り上げ上手で、主催者の癖に非力な僕をサポートしてくれるような、凄く感じの良い男性の方でした。
そんな鈴木さんが急に勧誘ワードを連呼するもんですから、後ろの席の、特に女の子なんかはめっちゃ引いていました。
僕も引いていたし、「戦わないといけない未来」を想像してめっちゃゲンナリしました。
僕は後ろに振り返り、
「鈴木さんすみません。一応サークルの規定でそういうの禁止にしてるんで、辞めてもらっていっすか」と勇気を出して言いました。
「あ、いやいや、入りたい人だけ聞いてくれればいいみたいな感じだから」
さっきまでの「仕切り屋」的な優しさも感じ取れましたが、でもどこか威圧感もある掴みどころのない口調。
正直ちょっとビビる。
「規約違反をされるとサークルを続けられなくなるんで、すみません」
僕は今まで通り、得意の物腰やわらかい姿勢で応戦。
すると
「あー、分かりました、すみません。」
と中断してくれました。
結局めっちゃ暗い雰囲気になったのでこれをきっかけにこの場は解散。
「この空間に信者がいる」というのは、本当にそれだけで中々気持ち悪いもんだなと感じた瞬間でした。
また、地味に「主催者(僕)と別のグループを形成した時にその話を始めた」というセコさに関心しました。
3回目:美容師のキレイなお姉さん
最初に断っておきますが、別にエロ展開とか無いですよ。
僕は「同じ人にずっと髪を切ってもらうのが苦手」なので、特に指名等せずに美容院を利用しています。
しかし一時期、歳が近く、ある程度理想通りに整えてくれる気さくでキレイめな女性美容師さんに当たりました。
もう完全に不純な動機で指名し続けた訳ですが、3回目のカットの時に、「インスタやってるんで、是非フォローしてください」と、インスタ上でフォロワー登録しました。(別にお店のアカウントとかではない普通の個人アカウント)
しばらくして向こうから何故か連絡があり、「実はずっと気になってました」的なエロ展開を期待しつつメッセージを開くと、「夢があるのでもうお店辞めます!」という宣言。
(これはこれでエロ展開に持っていけるか?)
などと最低な事を考えながらも、
「そうなんですね。いつも良い感じに切ってくれてたので残念です。何か始めるんですか?」と返信しました。
すると
「実は会員制の通販サイトやっててそこからお金が入るんですけど、こっちの方が面白くなってきたし貯金も出来るんですよー」と来ました。
「アムウェイ的な感じですか?」
「今度友達5人くらいと説明会みたいなのやるんで、良かったらぱっかんさんも来ませんか?」
「宗教上の理由で行けません」
最後は「バケモンにはバケモンぶつけんだよ」の精神で対応しましたが、すぐさまフォロー解除し、その美容院も行ってません。
性欲に負けてはいけないなと痛感した出来事でした。
4回目:ブログでコメントくれた人
3年もブログをやってたら、たまに問い合わせフォームから「もし近くに住んでいたら、今度お茶しませんか?」とメッセージが届くことがあります。
ネット上で急に誘ってくる人なんて、もはや「ゲイか詐欺師」だろうなという心構えなので基本的には断わっているのですが、ある程度話が合う方なら稀に会ったりもします。
今回会ったのは起業セミナーを開かれている方で、名前は「田中さん」としましょうか。
田中さんから以下のお問い合わせが届きました。
みたいな感じの内容でしたね。
「面白くてどんどん読んじゃう」とか
「共感する」とか、ブロガーであればキュンと来るワードを重ねてきたので、こっちも割と心が動きましたが、最後の「お茶しませんか?」に若干の気持ち悪さを感じたのを覚えています。
事前に名前をフェイスブック検索してみましたが、「企業したい方向けセミナー」とか「売れるセールスコピーの作り方」等を販売している方のようです。(詳細は良く分からない)
しかし当時「ブログでそこそこ稼げてた事」や「ネタ作りに新しいチャレンジも必要か」と考えていたこともあって、思い切って会ってみることにしました。
平日の昼下がり。
待ち合わせ場所のファミレスにて、先に田中さんっぽい方がラフな私服でコーヒーを飲んでいました。
緊張しながらも声をかけ着席。
当たり障りない挨拶を済ませた後、
「最初に確認しておきたいのですが、何か勧誘とか、紹介とか、そういう話って今回あったりします?」とこちらから先手を打ってみました。
さすがにちょっと失礼なので動揺するかなと思っていたら、全然そんな素振りは見せず、
「いやいやそんな事は無いですよー!ま、一応起業とかには詳しいんで、そういうセミナーとかに来てくれたら嬉しいなとは思ってます笑」
と返されました。
セミナーに行く気は無いにせよ、ひとまず勧誘とかでは無いっぽい(けどビジネス勧誘目的なのが気持ち悪い)。
そこで、
「そういうビジネスセミナーとか一回も行ったこと無いんですが、どういうお話をされるんですか?」
と、好奇心のままに質問。
すると
「簡単に説明すると、誰でも稼げるネットショップみたいなのがあって、それでまずお金を稼ぐ事を学んでもらう感じですよ。」
もう心底ガッカリして、
「アムウェイですか?」と聞いてみると、
「あー、近いっちゃ近いですね。でも」
「ごめんなさいそういうビジネスが悪いかどうかは置いといて、世間的に嫌われてるという事実があるので、出来るだけ関わらないようにしてるんです。すみません」
と断って上着を着てすぐに店を出ました。
経験上、彼らのペースで話を進めると、本当に自然に「アムウェイの鍋は一見高いけど60年使える」みたいな話になるので、思い切って遮るのが一番です。
帰りのエレベーターの中で、「ドアが開いた瞬間待ち構えられてたらどうしよう」という恐怖もありましたが、なんとか戦い抜きました。
本当に彼らはごまかしながら近づいてきますね。
まとめ:ビジネスとして有効かもしれないが、勧誘はウザい人になるので要注意

長くなりましたが、今回の体験談を基に、アムウェイ信者、アムウェイユーザーがいろんな手口で、隙あらば勧誘してくることが分かったと思います。
正直、「アムウェイって要はただの会員制の通販サイトなのよ」って言われたら納得しそうにはなります。
しかし単純に、醍醐味である「紹介すればするほどマージンが手に入る」というシステムのせいで、人間関係に思いっきり亀裂を入れる事になります。
僕は昔バンドをやっていましたが、バンド活動も「いかにチケットを売って自分の出演代を回収するか」が大変でした。
「ライブ来なくて良いからチケットだけでも買ってほしい!」みたいな事を口走りそうになったのを覚えています。
劇団員の友達もチケットを売るのに必死でしたね。
「明日開いてる?」
「なんで?」
「舞台来て欲しい!(3,000円)」
・・・
もうね、こういう「押しつけ販売」の一切を辞めにしませんか?
アムウェイも本当は良い商品かもしれないです。
ライブも演劇も、「全く興味ないから行かない」という人が世界を変えるきっかけになるかもしれません。
でもね、ここに「お金」が絡む以上人間関係がぶっ壊れる可能性があると思うんですよ。
もしここに、「勧誘する人の中にはウザい人もいるけど、ぶっちゃけ商品には興味があるからアムウェイ入ろうかな」と思っている方がいたら、僕は止めはしません。
しかしその後、知人が隙を見せる度に「ちょっとだけ誘ってみようかな」という考えがチラつく人生になります。
もしそれで仮に金銭面が潤ったとして、本当に人生が充実してると言えますか?
自分の周りにも何人か、やんわりとアムウェイをされている方は居るにはいますが、「俺の前では二度とそのワードを出すな」と釘を刺しています。
おわり
※関連記事は最後にまとめて紹介します
アムウェイ、人生で1度は経験するんじゃないかって程勧誘しますよね。自分も20ぐらいの時仕事関係の方に勧誘されました。お恥ずかしいですが母親がやってたので詳しいぐらい知ってます。。だからすぐに回避しましたが、知らない若者なら飛びつきそうな話ですよね。。宗教と一緒でするのは勝手だけど押し付けるのが許せませんね。ハマってる本人が良かれと思ってるからこそタチが悪いと思います。ぱっかんさんもお仕事上色々な罠がありそうなのでお気をつけください。さー、元気に柴と散歩行ってきますw
山川様
いつもありがとうございます!
理念の押し付けはやっぱり気持ち悪いですね…
話を遮る勇気が必要です、ほんとに。
最近また暖かくなってきましたね
わんちゃんと散歩楽しんできてください!