「ストレングスファインダー」という資質診断テストを行い、それ以降自分が優れている資質について書いてきました。
※関連記事は最後にまとめて紹介します今回は「共感性」について書きます。
ぱっかんの優れている資質TOP5
まず、僕はこれらの資質が優れていることになっています。
「共感性」とは?
彼らが感じていることを、まるで自分自身の気持ちであるかのように感じることができます。
本能的に彼らの眼で世の中を見ることができ、彼らの見方を理解できるのです。
あなたは必ずしもそれぞれの人の物の見方に賛成するわけではありません。
必ずしも一人ひとりの困難な状況を哀れむわけではありません
――哀れむのは、共感ではなく同情でしょう。
あなたは必ずしも、それぞれの人の選択を受け入れるわけではありませんが、理解します。
そして、この本能的な能力は素晴らしい力を持っています。
あなたには言葉に表せない問いかけが感じられます。
あなたは人々が必要としていることが分かります。
他の人が言葉を探して苦労しているとき、あなたには適切な言葉や適切な言葉のトーンが自然に出てくるのです。
あなたは、人々が自分の感情をうまく言い表せるように手助けします。
あなたは、彼らが感じていることを表現するのを手助けします。
この素晴らしい力によって、人はあなたに惹かれるのです。
引用:「さぁ、才能(じぶん)に目覚めよう」P.108
僕は「一人で活動する時間」を大切にするので、「内省」という資質が上位に来るのは凄く納得できました。
そんな僕が「共感性」に優れていると知り、最初は戸惑いましたが、文章を読んでいくうちに納得しました。
共感性とは、シンプルに「人の気持ちを汲み取るスキルに長けた資質」の事を言うようです。
「共感性」と「同情」の違いについて
本の中で「哀れむのは、共感ではなく同情でしょう。」
という言葉が出てきました。
もっと具体的に理解したかったので「同情」について調べました。
同情(どうじょう)とは、他者の感情に対し共感する感情の同一性を指す。ただし、共感とは異なる。
同情の一般的な用法としては、不幸な状況や、苦難に対しての感情共有の際に用いられることが多い。
「同情」には、「見下し」の要素も含まれているようです。
確かにそんな感じがします。
僕の認識が間違えてなければ、「同情」とは、堕ちている人と同じ状況に身を置くことだと思います。
例えば、仲の良い同僚が残業をしてるとします。
もちろん自分は早く帰りたいけれど、その同僚が可哀そうなので(何もすることはないけど)残る・・・。
これはたぶん「同情」です。
自分も同僚と同じ地点に降りているので、あまり役立つ行為(感情)ではありません。
しかし「共感」は、「自分はまだ落ちてない」という状況下での行動だと思ってます。
さっきの例で言えば、
・納期が問題で残業をしてるのなら、クライアントに延期の電話の提案をしてみる
・自分が使ってる業務効率化ツールを同僚に教えてみる
・自分に出来る事は無いか探った後に手伝う
・何も出来ないと分かったら、缶コーヒーでも買ってあげて、その後自分はすぐ帰る
等の行動です。
「困ってる人の気持ちが痛い程分かる」
ここまでは同情も共感も一緒。
しかし「共感」は同情と違い困っている人と同じ地点に降りないので、飽くまで自分の立場を活用し助けることが出来る。
もちろん助けるか否かはその人の能力次第ですが、少なくともただの「同情」とはそこが違うと思っています。
ブログを書くうえで「共感性」は凄く大事
「共感性」が無いと面白いブログは書けません。
「共感性」が完全に欠落してる人はたぶん日常生活を送り辛いと思うので除外しますが、「共感性に優れている」という人物が書く記事は、よりブログの質が高い気がします。(自分のことを言ってるわけではなく)
僕は何をするにしても「心地良さ」を追求していますが、「あるあるネタ」を言われた時に割と高い心地良さを感じます。
そして「あるある」とユーザーに思わせる為には、当然共感性が必要です。
そしてそんな「あるあるネタ」を率先してブログの中で小噺として取り入れるブロガーさんは、やはり相当レベルが高い。
たまに2chまとめ記事のスレタイでも「うわー。これめっちゃ分かる。」というのがあったりします。
・ハンズフリー通話してる奴。一瞬ヤバイ奴に見えるから辞めろ
・コンビニ店員の俺が、コンビニ袋の指ひっかける部分を輪っかにして渡した時、中指入れてくるの辞めろ。まるでアレされてるみたいだろ。
など。
こういう「発見」のためには「共感性」だけでなく「着想(気付き)」も必要だと思いますが、「高い共感性」はそれなりに人々を虜に出来る何かを持っているはずです。
「共感性」に優れている人は病みやすい
まるでWifiの電波が体内に突き刺さってくるかのように、人々の思考、感情が自分の中にズケズケと入ってくる感覚に襲われることがあります。
例えば飲食店で、自分とは無関係の客が無関係のスタッフを怒鳴り散らしてるのを見てこちらまで大ダウンするような人は、恐らく共感性に優れています。
偏見というか、僕自身がそうなので勝手に決めつけていますが、いわば「テレフォンオペレーター」等の仕事には向かないタイプ。
ただし、これは僕のように無駄な敏感さと感受性を備えている場合に限る可能性もあります。
単純に、メンタルが強く、どんな物事に対してもガードを作れる素晴らしい人格者なら、何事も病まずにこなせるのかもしれません。
というかたぶん一般的な社会人ならそうなんでしょう。
少なくとも僕はその辺が未熟なので、「ヘタレブロガー」として逆に強気で生きています。
「スキゾイドパーソナリティ―障害」と「共感性」について
スキゾイドについてはこちらの漫画が最も分かりやすいです。
スキゾイドパーソナリティについて描いてみました。あなたの周りにもこんな人いませんか? pic.twitter.com/ZjwC12xTYC
— ふーと@人間社会の飛行法 (@huutott) 2018年9月22日
・親密な関係を持たない
・一貫した孤立
・平坦な感情 / 人を寄せ付けない態度
・あまり感情を表に出さない
・信頼できる人が少ない
これらの特徴を併せ持つ人を「スキゾイドパーソナリティ障害」と言ったりするようですが、一つの性格としてその辺にゴロゴロ存在してると思います。(僕も該当します)
スキゾイドは「人を寄せ付けない」雰囲気をまとっており、その原因が「高過ぎる共感性」にもあるような気がします。
実際に漫画の中でもそう書かれてましたが、共感力が高いと疲れます。
「人が誰もいない山奥でひっそり暮らしたい」という考えが頭を巡ったりします。
そういう憧れを持つ人はきっと多いと思いますが、高い共感力があるからこそ人と距離を置きたくなることがあるのでしょう。
「共感性」は「エネルギー」よりも「ダメージ」の方が大きいかもしれない
「内省」「最上志向」「着想」等の説明書きを読んだ時、どれも「エネルギーが湧く」という話がありました。
内省 → 一人で構想する際に力を感じる
最上志向 → マイナスをゼロに戻すことに興味は無いが、ゼロからプラスにすることに喜びを感じる
着想 → 新しい発見、気付きが人生に活力を生む
上記3つはどれも「前向きな感情(エネルギー)」に繋がる資質です。
しかし「共感性」は、僕が持ってる資質の中では恐らく唯一「エネルギー」に直結してません。
ただ単に「人の気持ちが手に取るように分かる」というだけであり、「分かったら嬉しくなる」とかそういう類の力ではありません。
むしろ分かる度に嫌な思いをしています。
もちろん当人の行動次第で素晴らしい結果に繋げることも出来ると思いますが、これも「スキゾイド」たらしめている理由の一つだと思います。
「共感性」に優れている自分を分析してみる:余談
資質としての共感では無いですが、「誰かと共感しあう」という行為は非常に楽しいものです。
これは女性に多い傾向ですが、iphoneで撮影したいつかの(全くどうでもいい)イベントの写真とかを勝手に見せつけてくることがあります。
ですが「これ。友達の〇〇ちゃんの変顔」とか言って見せられても、仲間内じゃなければそう面白くないので反応に困ります。
ここまで極端な例に限らず、「自分が楽しいと思う事」を人と分かち合いたいと思うのはきっと自然なこと。
・好きな遊び
・好きな音楽
・好きな趣味
・好きな食べ物
これらの事を誰かと共有するのは素晴らしく楽しい。
ですが僕の「好き」はどれもニッチです。
好きな遊び:FPS
好きな音楽:3456進行が使われてる曲
好きな趣味:散歩
好きな食べ物:ネオソフト・ケンタッキー
以上。
サッカーとか、キャンプとか、お酒とか、アニメとか、ドラマとか、そういうメジャーな「好きなこと」がありません。
おかげでブログがはかどります。
というわけで共感性の話でした。
ぱっかんのニッチさが溢れ出てる記事:
記事中に登場したリンク:
他にも読ませていただきましたが、どれも「めっちゃわかるww」「これ自分やん同じやんやば、気をつけよ、、」等思い、非常に楽しいです。ありがとうございます。
記事では、スキゾイドパーソナリティ障害について取り上げられていますが、どちらかというとHSP(ハイリー・センシティブ・パーソン)の方が近いのではないかと、読んでみて思いました。ちなみに私は多分HSS型のHSPです。
もし既にご存知でしたら恥ずかしいのですが、やっぱり言いたいのでコメントを書いてみました。
ぜひ調べて見てください。
長々と失礼しました。
読んでいただきありがとうございます。
返信いただかなくて大丈夫です。
あ 様
コメントありがとうございます!
「HSP」を調べると、確かにそれっぽいなぁと思います。
共感してくれる方がいて、素直に嬉しいです!
是非是非また、気になる事等あれば、是非コメントください!