つい先程、基本情報技術者試験に合格しました。
それまでの記録、感想を書きます!
基本情報技術者試験の受験ヒストリー
受験日:2025年3月
科目A:640点
科目B:575点
勉強時間150時間程度
受験日:2025年4月
科目A:745点
科目B:595点
勉強時間190時間程度
受験日:2025年6月
科目A:640点
科目B:690点
勉強時間220時間程度
まず2024年3月に、3ヶ月程の勉強期間の末「ITパスポート」を取得しました。
その直後からまる一年掛けて基本情報に挑みました。
スプレッドシートでおおよその勉強時間を記録してたんですが、約222時間の勉強時間でした。
とは言えかなりムラがあり、全く勉強しない時期もありつつ、試験直前は一日2時間とか取り組んでました。
筆者のスキル
私はWebコーダー・デザイナーとして、html/css/javascript の知見はあります。
なので「非IT系」というと嘘にはなるのですが、それでも実際「アルゴリズム」なんて実務ではほとんど意識することはなく、科目A/B共にほとんど素人レベル。
if文、
for文、
while文、
辺りは馴染があったものの、正直この辺はすぐに理解できるレベルだと思うので大したアドバンテージでは無いはずです。
ITパスポートを事前に取っていたので、マネジメントとストラテジは多少の知識はありました。
2連続、科目Bで落ちた
改めて、この試験の鬼門は科目B(アルゴリズム)でした。
初試験前までは、公式のサンプル問題解いたり、参考書、Youtube動画を見漁って、「まぁ行けんじゃね?」と思いつつ受験。
しかし25点足りず。
この時の感覚は、「難問に手が出せなかった」感じでした。
初級、中級程度の問題はなんとか解けるけど、上級問題はもう「何言ってるか分からない」レベル。
そして多少勉強して2回目の受験。
科目Bは595点でちょっと上がったわけですが、この時の敗因は「相変わらず上級問題が駄目だった」という感じでした。
勉強方法が間違いだったと思います。
既にある程度解ける「初級・中級問題」の精度はより上がりましたが、難易度が高い「上級」は結局解けないまま。
「上級問題(ヒープソートとか)はどうしても分からないけど、中級程度なら結構解けるしまぁOK」みたいな意識でした。
それでも落ちてしまい、「今の自分には無理だ」と、方針を変えてコーディングすることにしました。
Javascriptで演習した
アルゴリズム問題は一朝一夕では行かないと悟りました。
「あと5点だったから、もうちょっと勉強したら受かる」という気持ちもありましたが、2度落ちて悟っていた私は「そういう試験じゃない」とも思いました。
それにちゃんとした力も付けたかったので、「ギリギリ受かる受からないを繰り返すんじゃなく、アルゴリズムをちゃんと理解しよう」と決意。
そこで、
・ソート(バブルソート、クイックソート、マージソート、ヒープソート)
・探索(線形探索、二分探索)
などを、Javascriptで書けるよう手を動かしました。
「リスト構造」もJavascriptでやりましたが、言語の構造上再現するのが難しく途中で断念しました。
これがとても良かったとは思いませんが、多少力が付いたとは思います。
シラバス9.1
2024年10月に400ワードくらい追加されましたね。
たまたまかもしれませんが、3回受けて、3回とも割と序盤に関連ワードが出てきました。
シラバス対策もしっかりしておいた方が、科目Aの得点源に出来ます。
【非IT系】基本情報技術者試験3回目にして合格した話:まとめ
本当に難しかった。
今まで「運転免許にせよITパスポートにせよHTML5認定試験にせよ、全部1回で取ってきたし今回も1回で行けるっしょ!」と思ってましたが、普通にちゃんと難しかった。
数学力もちゃんと必要なので、10回でも20回でも、落ちる人は落ちます。
私は数学が苦手だったので、その覚悟を決めていました。
「一般的な勉強時間は200時間程度」とか、「3回で受かった」とかいろんな書き込みがあると思いますが、ペースは人それぞれ。
何回落ちても、焦らずに、じっくり苦手分野に取り組むことが大切だと思います。
特に科目Bは教材が少ないし、ちょっと勉強するだけでもかなり集中力を使うので、浅い問題ばかりに注力しないようにすると◎
使った教材
・スタディング動画教材
・Udemyで1本動画買った記憶(ほぼ覚えてない)
・イメージ&クレバー方式でよくわかる かやのき先生の基本情報技術者教室
・基本情報技術者【科目B】アルゴリズム×擬似言語トレーニングブック
・基本情報技術者 科目Bの重点対策 重点対策シリーズ