こんにちは。
軽度のミニマリスト「ぱっかん」です。
僕は決してガチのミニマリストではありませんが、「ミニマリズムを生活に取り入れている」というスタイルで生きています。
そして最近「ミニマリストに憧れてる」という人の話を聞いて、「なんか違う」と感じたので、その時のことをまとめます。
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※関連記事は最後にまとめて紹介しますミニマリストに憧れてる人
最近知り合った人が「ミニマリストに憧れてる」と言っていました。
彼はミニマリストになるべく、断捨離等を積極的に行っているそうです。
そして彼は「ミニマリストは同じ(見た目の)服しか着ないので、着る服を揃えようと思う」とまで言っていました。
確かにガチ・ミニマリストは同じような服しか着ません。
実のところ、僕もそうです。
しかし、「ミニマリストは同じ服ばかりを着なければならない」という制約はもちろんありません。
ミニマリズムを生活に取り入れたら、自然とそうなるだけの話です。
自分にピッタリなモノだけを所持していれば良い
「軽度のミニマリスト「ミニ・ミニマリスト」である僕のライフスタイルを紹介」でも書きましたが、
我々は良く「レパートリー」という物で悩みます。
「このデザインがめちゃくちゃ好き!」ではなく、「そういえばこの系統のシャツ持ってないから、一着買っとくか」という気分で服を買ったりしますね。
でも僕は、ミニマリズム思考になってからそういう買い方はしなくなりました。
レパートリーを意識すると、「今日はこの服か」とテンションが上がらない日が出現します。
でも僕は「毎日自分が80%以上気に入ってる服だけを着ていたい」と思っているので、自ずと似通った服や、同じシリーズの色違いで固まりました。
「服のせいでテンションが上がらない日」なんて、有って良いはずがありません。
僕は服が凄く好きですが、「いろんな服を着たい」という欲求より、「自分が輝く服だけを着たい」という欲求の方が強いので、結果的に同じ服ばかりになりました。
ちなみに僕が理想としてるファッションテーマは、一貫して「ウォーキングデッドに出演しそうな奴」です。
ガチ・ミニマリストに憧れる際に注意すること
メディア等で取り上げられるミニマリストは、大抵ガチで活動をしている方々です。
僕が尊敬している人に「ミニマリスト sibu」という方がいます。
sibuさんはガチのミニマリストで、彼の独特なライフスタイルには確かに理解しがたい部分もあります。
(個人的には“一人のインフルエンサーである”という点で尊敬しています)
そして彼らのインタビュー記事などでは、
・フローリングの上にPCとデスクしか置いてない部屋の写真
・人間関係における過激な発言
・同じ服しか着ない
など、非常にユニークなライフスタイル・思想が掲載されています。
そんな彼らを真似て、一般的な日本人が、いきなり彼らのような生活を送るのはたぶん無理です。
彼らのミニマルな生き方は、確かにかっこよく見える場合もありますが、そこだけを見て「同じ服しか着ないようにしよう」という手段を真似るのは違います。
ちゃんと「自分にとって意味のある物しか持たない」というスタンスを維持しつつ断捨離していくべきです。
「ミニマリストだから同じ服を着ないといけない」
「ミニマリストだからiPhoneケースを使ってはいけない」
という思想に捕らわれるのではなく、飽くまで「自分にとって不要かどうか」を軸に考えましょう。
そういう意味では「ミニマリストだから ~ しないといけない」という制約は一つもありません。
履き違えた「ミニマリスト」を目指してはいけない:まとめ
・ミニマリストに憧れてる人の中には、「有名ミニマリストの行動」を真似すれば良いと思ってる人もいる
・でもミニマリストの人たちは、「俺はミニマリストだから、ミニマリストらしく同じ服ばかりを着よう!」などとは思っていない
・ミニマリストを目指すなら、「自分にとって意味があるもの(好きなもの)」だけを所持すれば良い
・それ以外の所持品は自然と淘汰されていく
僕もガチでは無いので大層な事は言えませんが、たぶんこういう事だと思います。
というわけで、もし街を歩いてて「あの人ウォーキングデッドに出てきそう。」と思ったら、たぶんそれは僕です。
「ウォーキングデッドに出てきそうですね。」と話しかけてあげてください。
喜びます。
記事中に登場したリンク:
映画「ミニマリズム」から学んだこと。誤解してたこと。 | ぱっかんシネマ