スノーボードという陽キャが大好きなスポーツがあります。
オシャレだしかっこいいし楽しいですよね。
さて、複数人でスノボに行く際、絶対「2時間しか寝てねぇからねみー」という奴がいますが、今回のターゲットは彼です。
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※関連記事は最後にまとめて紹介します「2時間しか寝ない奴」について
おつかれーっす。荷物後ろに積んでいい????うぃっす。
まじだりーわー。
昨日イツメンと飲んでめっちゃ盛り上がっちゃって、2時間しかねてねぇわー。
ねみー。
しかも俺レンタルとか嫌いなタイプやん?
スノボウェアとかも一式準備するのマジだるかったわー。
重いわー。
これが「2時間しか寝ない奴」の全てです。
こういう人は飲み会帰りとかでも「あ、あのタクシー辞めときぃ。〇〇タクシーの方がサービスが丁寧だから。」と無駄に「タクシー詳しいアピール」をしてきます。
たぶん皆さんの周りにもこういう人が一人はいるはず。
え?いない??
いや、たぶん気付いてないだけだと思いますよ。
1週間に一回以上「イツメン」「2時間しか寝てない」という発言があれば、その人は残念ながら該当するので、特別な処置が必要です。
「2時間しか寝ない奴」の生態
スノボという一大イベントは、誰にとっても楽しいものです。
もちろん2時間野郎も本当は胸がドキドキしています。
しかし彼は、「普段からスノボ行ってるぜ感」を出さないといけませんから、数日前から生活習慣を改め、当日、睡眠時間がちょうど2時間になるように調整したのです。
さて、こんな2時間睡眠野郎の後輩として生まれてきてしまった人は、ある程度彼の取扱い方法を心得ていることでしょう。
例えば彼が「だりー。ねみー。」と言い続けても、「大丈夫っすか?ちょっと今日辞めときましょうか?」なんて言ってはいけません。
彼が求めているのはそういうことでは無いのです。
もし「体調悪そうなんで今度にしましょうか?」
と言うと、彼は「いや。それはちょっと違うやん?」と言ってきます。
2時間野郎の楽しみを奪う発言、行動は、絶対にしてはいけません。
これは僕からの個人的なお願いです。
そういう奴はだいたい「ツーブロック」入れてる
わざわざ見出し作ってまで書くことではないけどね。
2時間睡眠野郎がいないとスノボに行った気がしない
さてここからが本題です。
スノボに行く際、今までは常に2時間野郎がいました。
しかしこないだ、生まれて初めて「2時間野郎」をのけてスノボに行きました。
乗り合わせの車、バス、歩いてる最中、とても静かで、「普段と違うことをやってる」という非日常や、自然の空気感を思う存分楽しめました。
だって「2時間しかねてねー」と言う奴は毎日それしか言わないので、その発言を聞く度に周りの者は現実に引き戻されます。
そしてスノボに関する全てのアクティビティが終わりました。
家に帰り、一人きりになり、充実した一日を過ごした事に達成感と満足感を感じる瞬間・・・
になるはずが、なんか違和感があるのです。
何故か目から水のようなものが出そうになるのです。
この現象、感情は一体なんなのでしょうか。
「スノボ」には絶対「2時間睡眠野郎」が必要
自分では気づきませんでしたが、僕の体は2時間野郎を求めていたのです。
2時間野郎がいないおかげで、今回のスノボは全然疲れませんでした。
「いつもスノボした後たいがい疲れてたけど、今日は疲れなかった。つまりいつもスノボで疲れてたのではなく、2時間野郎と一日中一緒だったから疲れてたのか」
と今日初めて悟りました。
僕の体は彼無しじゃ生きていけなくなったのです。
家で支度する時も、「なんかいつもより支度中のテンションが上がらんな」と思っていましたが、それは2時間野郎が来ないという事実が、僕の胸を締め付けていたからです。
2時間野郎が居ないスノボなんて、スノボじゃないのです。
前日の夜にウキウキしながら支度したんだろうなと思うと、その笑顔を守りたくなる
「2時間しか寝てねー、ねみー。」と言う為に、彼は睡眠時間を削り、ワクワクしながら支度していたのです。
本当はワクワクして寝付けなかったのかもしれませんが、そういうバックボーンを想像してしまった以上、我々には彼の笑顔を守る義務があります。
そしてその義務を守り続けないと、我々も楽しめません。
2時間野郎のしょうもない発言により、我々は一日に100回くらい愛想笑いや相槌をさせられていると思ってましたが、本当は自分自身が楽しんでやってたことだったのです。
僕らは2時間睡眠野郎の笑顔を守るために生まれてきたのです。
:まとめ
・スノボ行く時に絶対に居る「2時間しかねてねー」という奴の笑顔は、我々が守らないといけない
・2時間睡眠野郎がいないスノボは、スノボと呼んではいけない
・各々のグループに属する2時間睡眠野郎を持ち寄って雪上で対戦させるのも面白そう
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