新着記事

カテゴリー

【20曲】涼しい時期の夜長(夜散歩)にエモい音楽はどうですか

【20曲】涼しい時期の夜長(夜散歩)にエモい音楽はどうですか

本日のおすすめ記事

優等と有能の違い。社会には「無能な優等」が多すぎる

僕はWeb制作系の仕事をしています。 その中で「この人はすげー有能だな」と思う事もあれば、「この人は優等だな(ディスり)」と思うこともあり...

この記事はたぶん 10 分で読めます。
ぱっかん
執筆者:散歩ブロガー「ぱっかん(@pakkan316)」福岡散歩ブログも絶賛更新中!

夜の散歩は何故こうも心地良いんでしょうか。
特にこの時期(春先)は気候がちょうど良く、ほんといつまででも外で過ごせます。

そして僕は、「夜の外で聴くエモ」にかなりのこだわりを持っています。
もう何年も、「このタイミングで聴くためだけのプレイリスト」を聴き続けています。
今日はこの記事でそのプレイリストを解放します。

超個人的なものなのでおすすめはしづらいですが、皆さんのお口に合えば幸いです。

※当記事は
「夜 散歩 エモ」
「夜 散歩 音楽」
「エモ おすすめ」
などのワードで検索される方におすすめです。
※誰がこんなワードで検索するんだろうか。

夜の散歩に合うエモイ曲:邦楽編

AIR「Hair Do」

結構冗長で退屈な曲ですが、この雰囲気が好きなら問題ありませんね。
どんどん上がっていくシンプルなコード進行が8分近く垂れ流されますが、重苦しいギターサウンドが大好きなので嬉しいです。

車谷さんのソフトな声は、やっぱりこういう曲の方が合いますね。

cinema staff「GATE」

イントロからエモイのがガンガン来ます。
正直、こういう歌詞がハッキリ聴こえる曲はあまり夜の散歩には合いません。
なんというか、状況が制限されてる気がして「これは自分の今の状況を歌ってるわけじゃない」というのが頭の片隅に残ってしまうんです。
いやもちろん「自分の曲じゃない」というのは当然なんですが、やっぱり散歩中くらい主人公になりたいじゃないですか。

歌詞の中で「白い息」とか、「勘違いの成れの果ては君とのさよならでした」とか、確かにエモ曲っぽい歌詞ではあるんですけど、「別に俺は今そういう時期じゃないしな」というのがなんかつっかかります。

でもそれを凌駕するくらいサウンド面がエモく散歩にフィットするので、僕は好きです。

Half-Life「アオイ」

 

これもちょっと歌詞がハッキリと状況を歌い過ぎてますが、それでも散歩には合います。
こういうケダルイテンションの曲が大好きなんですよね。
Half-Lifeは割とユニークなコード進行を使うので好き嫌いが別れそうというか、とっつきにくさがちょっとありますが、その分聴きこむと癖になりやすい何かがあります。

ギターソロの部分が凄く心地良いですね。
凄く好きなソロなんですが、悪い良い方をするとGuns N’ Rosesの「Sweet Child O’ Mine」のイントロのパクリですね。

でも良いアイディアを現代風にデフォルメして使うのは僕は全然アリだと思ってます。
Sweet Child O’ Mineのイントロも衝撃を受けるくらい好きなんですが、やっぱり曲の雰囲気的に時代を感じます。
(”古臭い”というわけではなく、単純にその時代特有の雰囲気が僕の肌に合わないだけ)

しかしアオイは2000年代風のテンションなので、そういう雰囲気の中であの神がかったイントロリフを聴けるのは凄く嬉しいです。

mothercoat「プランクトーン」

深夜というより薄暗くなった夕暮れ時に聴きたい曲ですね。
夏の夕方の薄青い時とかだと完璧です。

こういうきったねぇエモイ曲が大好物です。

あと、「プランクトーンが散歩に合う理由」として、歌詞にそこまで深い意味が込められてない」ということが挙げられます。

もちろんこれは僕の勝手な認識です。
もしかしたらこの何でもないような歌詞の中に、驚くほど深い意味が隠されているかもしれません。
でも、こういう「ストーリーが無い」歌詞のおかげで、シチュエーションが縛られないというメリット?があります。メリットというと変な感じですね。

 

余談ですが世の中の「歌詞が素晴らしい曲」は、僕は二通りしか無いと思ってます。

①しっかりとしたストーリーがある曲
②ストーリーはあまりなく、その曲調にフィットした単語を上手く並べている曲

プランクトーンは後者です。
いかにも「特定のストーリーがなく、曲のために歌詞を書いてる」という気がするので、聴いてる本人が好きな解釈で曲を楽しめます。

というかもう「ボーカルも楽器の一つ」という認識ですね。
特に深い意味を持たせずとも、「声」という周波数帯で鳴る楽器。
もちろん歌詞に集中して聴くのも好きですが、散歩中はどちらかというとこういう「雰囲気系の歌詞」の方が合います。

夜の散歩に合うエモイ曲:洋楽編

New Found Glory「Head On Collision」

きたきた来ましたよ。
ポップパンクバンド「NFG」の隠れた名曲。
「Head On Collision」。

正直、イントロとかサビはその辺に吐いて捨てる程ある、ありきたりなポップパンクです。

しかし!大サビというか、ギターリフが美し過ぎる。
こういう「落としどころ」を分かっているかどうかでパンクバンドの評価は大きく分かれます。

もう本当このリフの存在は、「ドラマティック」を通り越して「シネマティック」な程に強烈です。

リフだけで涙腺が刺激されます。
もしかしたら俺は共感覚の持ち主か。

Quietdrive「Take a drink」

いかにも日本人が好きそうなシリアス系ポップサウンドですね。
僕はTake A Drinkが大好きです。
Quiet Driveの中で一番好きというか、逆に他の曲がそこまで好きじゃないというか・・・。

ボーカルの声が少しけだるい感じとか、美しくてエモイバンドサウンドとか、ギターの音が可愛いところとか、ボーカルの顔がホラー映画の中盤でエグイ殺され方しそうだとか、QuietDriveの好きなところは非常に多いんですけど、何故かTake A Drink以外に印象に残ってる曲がありません。

 

Take A Drinkは夜の散歩をドラマティックに飾ってくれます。

Hum「Stars」

初めてStarsを聴いたのは確か「セインツロウ」というゲームの中でした。
「なんだこの雰囲気?!」と今までに味わったことの無い衝撃が走りました。
ごちゃごちゃうるさいバンドサウンドにか細く入るボーカルの声。
こういうのがとにかく大好きなんです。ただただ大好きなんです。

クリーンギターが入ってるのも良い。
なにより入りが良い。
センスの塊のような曲です。

こういう雰囲気をマネるバンドにもっと登場してほしいですね。

Jimmy Eat World「Futures」

こんな底抜けに明るい曲をここで紹介して良いのか。
という迷いはありませんでした。
夜の薄暗い中での散歩でも、この曲を聴くと一瞬景色が明るくなります。

関連記事:

それぐらいの力強さがある曲です。
というかリフの力強さがはんぱじゃない。
よくもまぁこんな美しくもシンプルなメロディを思いついたなと。

Jimmyは泣きメロ系エモバンドということもあり、こういうポップな曲の中にも少しケダルさがあるのに好感が持てます。

僕はポップパンクが好きなんですけど、「ポップ過ぎる」と逆に苦手です。
こういう中途半端でケダルイ曲が大好物です。

John Butler「OCEAN」

アコギのインスト曲ですがあえて紹介します。
途中からドライブの効いたサウンドも入ってきます。

当記事では「エモイバンドサウンド」をメインに紹介しているので少し物足りなさを感じられるかもしれませんが、こういうのも中々良いです。
変にリバーブをかけまくったアコースティックギターの音は苦手です。
でもOCEANのように乾いたアコギの音は永遠に聴いてられます。

Erik Mongrain「AirTap!」

 

立て続けにアコギオンリーの曲です。
ラップタッピングという特殊な奏法で演奏してます。

それ以上にメロディラインが素敵過ぎる。
恐らくErikはラップタッピングの第一人者です。

今聴きながらこの記事のこの部分を書いてますが、本当に素晴らしいメロディーです。
ウットリする。

Marianas Trench「Say Anything」

翻訳すると「マリアナ海溝」というバンド名の曲です。
Say Anythingというバンドを後程紹介するので余計ややこくなります。

「あれ?なんかよくある至って普通の2000年代の切ない系パンクロックやん?」
と思われても仕方ないでしょう。
確かにこの曲はここで紹介してる他の曲に比べそれくらいインパクトに欠けると思います。(僕のものさし)

しかしサビのメロディの心地よさと、「イントロのリフをここで持ってくるか?」という衝撃を兼ね備えています。
もちろん大げさに言ってます。

Marianas Trench「Masterpiece Theatre I」

もう一回マリアナの曲です。
Say Anythingが収録されたアルバムが1st「Say Anything」で、この曲が収録されているのは2ndアルバム「Masterpiece Theatre(マスターピースシアトル)」です。
この曲のサビがとてつもなく好きです。

なんというか、「取ってつけたようなサビ」なんですよ。
”とりあえずサビでガンガン楽器鳴らしとけ”
”とりあえずサビで叫んどけ”
みたいな、そんなしょうもないアイディアから生まれたんじゃないかってくらい適当な感じがするんです。

でもなんというか、アイディアをちゃんと練って昇華させてるというか、凄く良いんですよね。
もうここから先は言葉にできません。(フレッシュグッデイズ♪ ←知らない方はググってみてください)

Marianas Trench「Fallout」


もう一曲だけマリアナを紹介させてください。
Falloutという曲は正直そこまで好きではありません。

でも繰り返し聞いても飽きない何かがあります。
ユニークなバイオリンの音が良いのかもしれませんし、サビでうっすら流れるEDM系の音が心地良いのかもしれません。

ちなみにFalloutは3rdアルバム「Ever After」に収録されています。

Mogwai「Secret Pint」

ここからちょっとMogwaiゾーンが続きます。

Secret Pintはけだるさが良いですね。
涼しい夜に焚火しながら聴きたい曲です。
実際に焚火しながら聴いたりもしました。
マジ最高です。

 

普段はノイズを駆使したエモイ曲を量産してるんですが、こういう優しい曲の方が僕は好きです。

Mogwai「Stop Coming To My House」

24歳の時にこの曲と「Into the wild」という映画と出会いました。
この2つは全く関係がありません。

しかし、個人的な感覚ですが、Into the wildのサントラにこの曲が使われてても良いんじゃないのか?ってくらいInto the wildにフィットする曲です。

そしてInto the wildとは、24歳の青年が主人公でした。
当時の僕と同じ年齢です。
もう精神が病む程に僕は感情移入しました。

僕の人生にとって、この曲とInto the wildは非常に大きな意味があります。

一番心に”刺さった”映画「イントゥ・ザ・ワイルド (Into the Wild)」の感想 | ぱっかんシネマ
※関連記事は最後にまとめて紹介します

Stop Coming To My Houseの話に戻りますが、僕はこの曲を自分のウォークマンに何年も前に入れていたにも関わらず、存在を知りませんでした。

そしてランダム再生でたまたまこの曲を耳にした時、僕は狂ったように聴き続けました。
聴き倒しました。
泣きながら何度も何度も聴きました。

死ぬ時はこの曲を聴いていたい。
そう思ってます。

僕はこの記事を書く時、該当する曲を聴きながら執筆してるんですが、今も既にちょっと泣きそうです。
特にこの曲につらい思い出があるわけではありません。
ただただ、「自分の深いところに入ってくる」という感覚があって感情的になるんです。
哀しい涙ではありません。

今では逆にこの曲を聴きたくありません。

 

海とか展望台に一人で行って、「確実に今一人だ」みたいに、よっぽど決め込まないとこの曲を聴けなくなりました。

なんかもう邪魔されたくないんです。この曲を聴いてる間は。
だから通勤途中とかでこのStop Coming To My Houseが流れても、僕は飛ばしてしまうようになりました。

Mogwai「Acid Food」

もはやエモでは無いのは分かってますが、「散歩に合う曲のまとめ」を紹介してるのなんてこのブログくらいでしょ。
大目に見てください。

Acid foodは散歩の為に生まれたような曲です。
単調です。

しかし散歩中に聴くと優しさが増幅します。

さすがMogwai。ノイズの使い方に長けてるだけあって、こういう控えめなノイズの使い方でもセンスが光ります。
”控えめな使い方「だからこそ」”センスが光るんですかね。

Hit the Lights「On and On」

イントロから堪らないです。
シリアスでミドルテンポなポップパンクがやっぱり一番好きですね。
Hit the Lightsはメロディセンスもこだわりを感じられて良いですし、何よりギターの音が良いです。
On and Onはアコギの音も入っててそこも好感が持てます。
曲が短いのも良いですね。
何回もリピートして聴けます。

Every day sunday「Find Me Tonight」

3456進行の記事でも紹介してますが、しっとりしたイントロが中々良いです。
正直ちょっとサビで明るくなりすぎてる感じがしますが、もともとがパワーポップバンドなんで許します。(なぜ上から)

関連記事:

Say Anything「Ahh…Men.」

正直、Ahh Menを紹介するかどうか迷いました。
確かにこの曲はエモく、そして僕が散歩中に聴きまくる最高の曲です。

紹介を迷った理由は、「素晴らし過ぎるから」です。
なんかもう本当、この曲を聴いていると全てがどうでも良くなるんです。
たぶん、「全てのストレスを忘れる」というのはこういう事か。って分かるんです。

 

Ahh menの後半のアコギの音、コーラス、そしてエモパートを聴いて、聴くだけで、いつでもこの「ストレスを忘れた状態」に陥れるのだから、感受性が豊かな方の性格で良かったって、心からそう思えるんです。

感受性が豊かなせいでいろんなことに敏感で、飲食店で無関係な客が無関係な店員を怒鳴ってたりすると、無関係なはずの僕が激凹みしたりするけれど、それでも「この曲を聴くとウットリする」という感覚があるから、僕は僕で良かったと本気で思えます。

1人で誰にも邪魔されずに聴くべき曲です。
だから深夜散歩では誰もいないところに向かうんです。

涼しい時期の夜長にエモい音楽はどうですか:まとめ

純粋に僕の好みの曲の中から、特に夜散歩に合いそうなものを集めました。
更に「涼しい時期」に限定してますから、余計に訳分からんことになってます。

別に定義があるわけではありません。

例えば、「夏を盛り上げるアゲアゲな曲10選!」とかなら、その辺のダンスパーティーとか、Zebraheadのリードトラックとかを集めればとりあえず出来上がります。

しかし僕のテーマはもっとニッチです。
偉大なメディアサイトが取り上げるようなテーマではありません。

ちょっと話変わりますけど、もし仮に僕がどこかのメディアブログサイトのライターで、「夜散歩中に聴くエモイ曲」というテーマで執筆したいなんて言ったら、きっと上司から
「そんなテーマで誰か見るんか????」と疑問符を4つくらい投げつけられる事でしょう。

もし提案が通ったとしても、「ねぇねぇぱっかん君。なんでこの曲が夜の散歩に合うと思ったの。ねぇなんで。」とイヤらしく聞かれるに決まってます。

こういう時に、「これが個人ブログで良かった!」って思えるんです。
自分の好きなものを、自分の感覚に従って正直に書けますから。

当記事で紹介している曲は、もしかしたら全て完全に僕の感覚の押し付けかもしれませんが、それは当サイト全ての記事に当てはまります。

 

もし当記事で、読者様が素晴らしい曲と出会えたのなら、僕は幸せです。

ちなみに自分の曲の中で夜散歩に合うのは以下ですかね。

関連記事:
一番心に”刺さった”映画「イントゥ・ザ・ワイルド (Into the Wild)」の感想 | ぱっかんシネマ

[【エモい!】おすすめサントラを23曲も紹介 | ぱっかんシネマ] 一番心に”刺さった”映画「イントゥ・ザ・ワイルド (Into the Wild)」の感想 | ぱっかんシネマ



本日のおすすめ記事

優等と有能の違い。社会には「無能な優等」が多すぎる

僕はWeb制作系の仕事をしています。 その中で「この人はすげー有能だな」と思う事もあれば、「この人は優等だな(ディスり)」と思うこともあり...

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

この記事をこねた人

名前:ぱっかん(@pakkan316
一人が大好きなぼっちブロガー。
働き方、生き方、日々思った事、クッソどうでもいい事などをつづってます。
孤独との向き合い方や、孤独の楽しみ方をメインに情報発信しています。

【運営してるメディア】
ぱっかんブログ(当サイト)
ぱっかんのガジェットブログ
ぱっかんシネマ
やるゲーブログ
福岡散歩ブログ

「当ブログ」と「ぱっかん」について

【職業】web諸々
【趣味】考えをまとめる・散歩・映画
【好きなファッション】ウォーキングデッドに出てきそうな奴
【好きな食べ物】ネオソフト・きなこご飯
【ストレングスファインダーの結果】着想/最上志向/内省/共感性/運命思考

youtubeで、ゲーム実況とか、福岡散歩レポートの紹介とかやってます。
Youtubeチャンネル(外部)

あまり精力的では無いですが、「Trash Area」という名前で音楽活動をしています。
エモいバンドサウンドが好きで、そういう曲をたまに作ってます。

▲ overflow(Youtubeにジャンプ)