コンビニで宅配便を受け取る時
公共料金を支払う時
ファミチキを注文する時
などなど、どうしても会計の時間が長くなる場合、僕は居たたまれない気持ちになります。
でも「レジで時間がかかる」というのは致し方ないことです。
誰が悪いわけでもありません。
そして自分が後ろで待つ立場になった場合、レジで時間がかかる人には次のようなタイプ(心境)の人がいると気づきました。
レジで列を作る人①次の人たちに申し訳なさそうにしつつも何も言わないタイプ
おそらく大半の日本人がこれだと思います。
僕もこれに該当します。
「公共料金を大量に支払ってるから時間かかっちゃってる。でも仕方ない」
そう思い、お金を出すのを極力素早く行い、会計後に横にはける所作も気持ち早めにする。
そうやって少なからず次の人に「ごめんなさいね」という気持ちを伝えています。
僕はこういう方を見ると凄く好感が持てます。
僕もこのタイプです。
レジで列を作る人②軽く会釈するタイプ
「待たせちゃってごめんなさい」というのを行動で示すタイプです。
こういう人に出くわすと、自分が会釈された場合は元より、他人が他人に会釈している場合でも、それを見ただけで温かい気持ちになります。
やはり「行動に移す」って大事なんですね。
でもそれが難しい。
レジで列を作る人③「ごめんなさいねー」と声をかけるタイプ
おばちゃんとかに多いです。
支払いものか何か知りませんが、やたら時間をかけた後うしろの人に向かって「ごめんなさいねー」と声をかけるタイプ。
「感謝系」の人の中ではこういうタイプの人が一番素晴らしいです。
個人的には「シャイでなかなか行動に移せない人」の方が自分に似てて好きなんですけど、それでも「ごめんなさい」と言える人に憧れます。
レジで列を作る人④何も気にしてなさそうなタイプ
逆に周りのことなんて全く気にしてないよ
という方ももちろんいらっしゃいます。
気にしいの僕にとって、これもまた尊敬するタイプです。
「レジで時間かかるなんて当たり前なんだから、わざわざ気にする方が馬鹿らしい」
いや、全くもってその通りです。
その通りなんですが、自分で完全無意識でこの精神になりきることは出来ません。
でも「何も気にしてない」「時間かかろうが早く済もうが、会計は会計で一緒。」
という事実を事実として捉えられる方は、それはそれでとても素晴らしい人格者だと思います。
レジで列を作る人⑤むしろわざと遅らせるタイプ
たまーにいらっしゃいます。
後ろに人がいることでむしろわざと時間かけて、レジからどかないタイプ。
先の人が何を買っていたか分かりませんが、会計後に一旦ハンドバッグをテーブルの上に置いて、商品をゆっくりバッグの中にしまう。
店員が空気を読んで「お次の方どうぞー」とレジの空いたスペースを使って会計を繋げる場合もありますが、レジが狭い場合は「ハンドバッグへの移籍作業」を終わらせるまで次に進むことができません。
包み隠さず言うと多少イラっとしますが、こういうメンタルの持ち主には感服します。
これは僕の推測ですが、彼らは「人に迷惑をかけること」が心地良いタイプだと思います。
その気持ちが分からんでも無いですが、習慣的に実行に移してるところが「すっげーな」と思います。
ここからはド偏見ですが、こういったタイプの人は
・厚化粧
・独身(または離婚歴)
・ピアニッシモ吸ってる
という共通点があるように思います。
「むしろわざと遅らせるタイプ」の中には逆に「店員と親しく話すフレンドリーなおばあちゃん」タイプもいますね。
常連客のおばあちゃんが店員と親しく話してくるけど、今はちょっと後ろに人がいて店員としては早く終わらせたいという気持ちが垣間見えるという状況。
僕はこういう時は全然待ちます。
手に持ってるスニッカーズの成分表とか読んで、「そちらは全然気にしてないよ」アピールをしています。
レジで列を作る人⑥列の人に睨みを利かせるタイプ
今までの人生で、このタイプの人とは3回しか遭遇したことがありません。
まず、彼らの共通点は「厚化粧」「独身」「ピアニッシモ」という点では先ほどの「わざと遅らせるタイプ」と同じです。※ド偏見です
というか彼らは「わざと遅らせるタイプ」の延長線上です。
ゆっくりとハンドバッグに詰めるなどの白々しい所作を使い、とにかく自分で後ろに列を作る。
そして一通り終わると、後ろにいる僕(スニッカーズの成分表を読んでいる)に向かって「ギロ」っと見たかと思うと、何も言わず立ち去る。
心地良いものではないですが、彼らには「自分で作った敵に立ち向かう勇気」を教わりました。
レジで順番待ちしてる時の自分の行動
「レジの会計が遅い人」を観察してきましたが、逆に「待たされているとき」に自分はどうしてるかを意識して見つめました。
まず、僕は待つのが嫌いです。
ケータイが無い頃は、知り合いの到着が待ち合わせ時間より1分でも遅れたら即帰っていました。(もちろん事前連絡が取れたらそんなことはしない)
だから子供の頃は、「公園で待ち合わせ」ではなく「誰々の家で待ち合わせ」を使うようにしてました。
もちろんレジでも待つのが嫌いです。
だから、待たなくていいように極力「観察」するようにしています。
観察と言うと大げさですが、僕はポスターを見たり、人の所作を見たりするのが好きなので、「待つ」という時間を使い、何かを凝視しています。
だからレジ待ち程度では特に苦痛を感じません。
商品の成分表を読むのだってそうです。
そもそも成分表なんて、レジ待ちの時くらいしか読みません。
そう考えると、レジ待ちはむしろチャンスです。
その成分表の知識が活きたことは今のところありませんが、「普段目を通さないところを見る」というのは割と新鮮なものです。
面白くないのでお勧めはしませんが、レジ待ちが嫌いな方は試してみるのも一興でしょう。
隣のレジへ移動する駆け引き
余談ですが、コンビニレジ待ちで地味に嫌なのがこれです。
レジが2台あるタイプのコンビニだと、「どちらのレジに並ぶか」という駆け引きが生まれます。
どちらのレジも先客が会計中で、「向こうのレジの方が早く終わりそうだな」と思い移動すると、さっきまで並んでいたレジの方が早い。
しかしそちらは既に別の客が並んでいて、会計はそちらの方が先に着手された。
これはすごく嫌です。
何が嫌って、「恥ずかしい」からです。
レジを移動したのに、読みが外れて結果時間がかかる。
これマジで恥ずかしいです。
「結果的に時間がかかってイライラする」
などではなく、恥ずかしいので僕は不用意に移動しません。
それにスタッフも、「あの人移動してくれたのに結果時間かかっちゃってる。申し訳ない。」と思うかもしれません。
もちろん思わないかもしれませんが、僕がレジ移動することによりそんな人間ドラマが発生してしまいます。
もちろんレジ移動が功を奏すこともありますし、実際に成功例の方が多いですが、失敗した時の恥ずかしさが尋常じゃないため、中々能動的な行動を取れずにいます。
コンビニのレジで後ろに列を作る人について:まとめ
鬼のようにどうでもいいことについて執筆しました。
「レジで人を待たせる」場合、おそらく当記事を読む人のほとんどが、「多少なりとも後ろの人を気にするタイプ」に該当するのではと思います。
なぜなら、「後ろの人が気にならない」ようなタイプは、この手のブログをいちいち読むようには思えないからです。
人は基本的に、自分が共感するものに興味を持ちます。
僕も当然それを狙ってこんなどうでもいい記事を書いています。
「周りが気にならない」タイプは、そもそも僕のターゲットではありません。
にも拘わらずもし僕のブログを読んでくれているのであれば、一言言わせてください。
「ピアニッシモを吸ってる人はたいてい美人」