「ギリギリにならないと動けない人」の代表例、ぱっかんです。
最近自炊生活を始めましたが、いつか断念しそうで怖いです。
というのも、今まで何度も自炊を試みては数週間で終わってきたので、その経験がチラつきます。
しかし「洗濯」はむしろ好きなくらいです。
結構意欲的に洗濯に取り組んでます。
そしてふと、「なぜ自炊はダメで洗濯はOKなのか?」を考えたら、「必要性」に辿り着きました。
「必要性」が行動を加速する
「~を加速する」などとカッコつけた見出しですが、今から話すのは「洗濯」のことです。
まず、なぜ僕は洗濯が好きか?を考えると、実はそんな好きじゃない事がわかりました。
無意識のうちに自分を騙していたようです。
洗濯というのは、収入の大小に関わらず、家政婦や同居人がいない限り自分で行う必要があります。
つまり「必要性」があります。
対して「自炊」は必要性がありません。
「食事」という点では必要不可欠ですが、わざわざ自分で作らずとも、お金さえ払えばいつでもおいしい食事にありつけるので、「自炊」という点では必要性は低いです。
「洗濯」の話に戻しますが、「洗濯機が回り終えたらすぐ干さないといけない」という「緊急的な必要性」があります。
だから毎度毎度「嫌だなぁ」という気分を無意識のうちに押し殺し、洗濯物を干していたのです。
そして終えてしまったら「また明日からキレイな服が着れる!」と達成感が生まれポジティブになるので、「洗濯が好き」と捉えていたようです。
こう考えると、「必要性」が最終的に「ポジティブ」に直結してますね。
だからギリギリにならないと動けない
「洗濯物を干す」という行為は、「洗濯機が仕事を終えた直後」に発生します。
「明日でいいや」と後回しにできません。
だから都度、緊急対応をしていることになります。
「家事全般があまり好きじゃないけど、洗濯だけはやたら前向きになれる」という人の中には、僕のように「ギリギリにならないと動けない」という人も多いのではないでしょうか。
そんなわけで、「必要性」を使えば「緊急じゃないこと」も前向きに取り組めるようになります。
次項から、実際に僕がブログ・アフィリエイトをやり始めてから身に付いた習慣を紹介します。
「必要性」を生み出して先延ばしを回避する方法
・勉強しなきゃいけないけどついついゲームしちゃう
→既に自分は理想のスキルを身に着けているはずなのに、まだ身に着けていない。今なれていないのにゲームを優先するということは、自分は永遠にそのスキルを習得できない。
・ジム行かなきゃいけないのに、眠くて行きたくない。そもそも健康維持の為に行き始めて、そして今めっちゃ健康だから別にいっか。
→「明日行こう」と思っても結局行かない。つまり、今日行かなかったらマジで一生行かなくなる。「今」は健康かもしれないけど、ここで運動を辞めたら肉体はどんどん劣化する。そんな自分を好きになれるだろうか?自分との約束を破り続ける自分を、本当に好きになれるだろうか?
こんな感じで、日々「必要性」を再確認しています。
そもそも「何かを始めると決意した瞬間」は、何らかの必要性を感じていたはずです。
しかし継続するうえで「必要性」を見失ってしまったので続かなくなるのです。
だから、モチベーションがダウンしてしまった際は「必要性」を思い出し、退路が無いことを再確認すると良いかもしれません。
「必要性」が無いと人はモチベーションを保てない:まとめ
・「洗濯機を回した直後」に「すぐに洗濯物を干さないといけない」という緊急性が生まれるので、自炊に比べ洗濯は続きやすい
・ギリギリにならないと動けない人は「必要性」を作りだしてみる
「ウルフ・オブ・ウォールストリート」という金融業界の映画で、「このボールペンを俺に売ってみろ」という話が出てきます。
その話の中で、「相手に何かを売りたいなら、“必要性”を生み出せ」という教えがありました。
営業の世界で「必要性」は重要ですが、これは自分自身にも応用できるようです。