まだ僕が学生の頃の話。
学業を終え家に帰ると、家の中がやたら灯油臭かった。
母親がいたので「これ何の匂い?」と尋ねると、母親は「なんか父さんが保護剤みたいなのを家の外壁に塗ってて、それが灯油の匂いと似てる。」と教えてくれた。
納得した僕はとりあえずリビングに座ってコーヒーを飲んでいた。
すると直後、今度は姉が帰宅。
姉も僕と全く同じテンションで「灯油の匂いがするけど、何の匂い?」と母親に聞いた。
母親「なんか父さんが壁に塗ってたよ(←説明がめんどくさくなった)」
姉「え?家燃やすの?(迫真)」
その後に誤解を解こうとせず適当に受け答えを続けていた母親から、「急にめんどくさくなる」というO型のそれを感じた。