Google Adsense自動広告が今年の3月に提供され、当ブログでも採用しています。
そして最近は特に、自動広告及び収益の調子が良かったのですが、ある現象に遭遇してから収益が激減し、そして「自動広告って不安定だな」と思ったので、その事についてまとめます。
「自動広告 不安定」
「アドセンス 自動広告 解析」
「記事内広告 文字数」
などのワードで検索される方におすすめです。
自動広告で挿入される広告の種類
アンカー広告
フッターとかヘッダーに完全固定されたスマホ向けの広告です。
スクロール追従するため、かなり目立ちます。
テキスト広告とディスプレイ広告
いわゆる正方形(に近い形)のバナーです。
基本的にはかなり目立って「ザ・広告」という印象を与えるため、あまり多用しない方が良いと言われています。
記事内広告
記事の合間に挿入される広告で、「写真と、写真の下にテキスト」という作りになっています。
(PC版の場合は、写真の下ではなく右側にテキスト)
凄くナチュラルなデザインなので、記事の合間に違和感なく溶け込みます。
※当記事ではこの記事内広告をピックアップしています。
インフィード広告
ランダムに記事を紹介しているメニューなどに、さりげなく「PR」として挿入される広告です。
関連コンテンツ
サイトの終了間際、「関連コンテンツ」とか「あなたへのおすすめ」と言って、記事コンテンツの中に広告が紛れているタイプの広告です。
そして当記事では、「記事内広告」について書いています。
まず「自動広告」の「記事内広告」が一番優秀
僕のブログの場合「記事内広告」が一番収益に繋がっていました。
自動広告を採用すると、サイドバーのメニューやヘッダーが広告で汚されるという望まない現象も発生しますが、記事内広告においては超優秀です。
適度な位置に広告を表示し、そしてそのクリック率も高いので、おかげで最近カツ丼ばかり食べてました。
記事内広告は「文字数の多いブログ」と相性が良い
文章の流れをある程度ぶった切りながら挿入される記事内広告。
最初は自分でも違和感を感じていましたが、それでも収益アップに大きく貢献してくれていたため、個人的には気に入っていました。
そしてこの記事内広告は、僕のように文字数が多めのブログとの相性が良いようです。
もしブログの開始前と終了直後にバナーを設置しているだけだったら、文字数が多いと、そこまでの距離が長くなります。
でも記事内広告なら、文章がどれだけ長くても、記事中の適切な位置に、適度な頻度で広告が出現するためチャンスロスを防げます。
【重要】自動広告は「解析期間」がある
自動広告の場合は、ページ内のコンテンツを解析して、適切と思われる広告フォーマットや設置場所を決めて、広告を挿入します。
引用:Google グループ
自動広告は、そのサイト(またはそのページ)を解析し終えてから広告を挿入するそうなので、当然、解析期間が発生します。
そしてその解析期間は、「自動広告開始直後」だけではなく、「サイトに大幅な変更を加えた時」にも発生します。
僕の場合、ワードプレスのテーマをアップデートした際にどうやら解析期間が発生しました。
テーマアプデ直後、自動広告の出現頻度が極端に減り、記事内広告については表示回数が0という状況でした。
そこで調べていたら、上記のフォーラムを見つけ「なるほど解析期間があるんだ」と納得しました。
そしてこの解析期間は、僕にとっては中々の打撃です。
「アドセンスの解析」で特に影響を受ける「記事内広告」
自動広告の露出が極端に減った際、「もしや自動広告自体が止まったのか?」と疑いました。
しかし、スクロール追従型の「アンカー広告」や、「関連コンテンツ広告」は生きていたので、「自動広告自体は機能している」と判断しました。
しかし、当ブログにとって収益の要である「記事内広告」だけが表示されていないのです。
これは僕の推測ですが、「アドセンスが自動広告の為に行う解析」というのは、主に「記事内広告」の為じゃないかと思ってます。
まず、アンカー広告はソースのどこに挿入しても構いません。
ディスプレイ上部か下部に固定されるだけなので、レイアウトに影響を与えないからです。
だから、そこまで濃厚な解析をする必要は無いと踏んでます。
「関連コンテンツ広告」も、footerを見つけて、その上部か下部くらいに置くような仕様だと思います。
しかし記事内広告は、その文脈、文章量等から適切な位置を編み出していると踏んでいます。
だから解析に時間がかかるのです。
流れ的には以下です。
・ブログテーマをアップデートした
・アドセンスが「このサイトは何か大きな変更を加えた」と判断し、解析を始めた(もしくは解析の必要があると判断し、それまで記事内広告を非表示化)
・その解析期間中は、記事の内容に関する変更が未知数なので、記事内広告だけは表示させなくない
・結果、収益ダウン
いくつか僕の推測も含まれますが、こういうフローだったと思います。
とりあえず、「何かをアップデートすること」というのは今後も大いにあります。
ブログテーマだったり、ワードプレスだったり、プラグインだったり。
そしてその都度記事内広告がゼロになっては困ります。
だから対策を考えました。
対策①(非推奨)h2の直前に広告を挿入するスクリプト
本文内の見出し2の1つ目と2つ目と3つ目の直前に自動的に、「記事内広告」を表示する方法をご紹介します!
functions.phpを使えば簡単です!
h2タグをトリガーとして、その直前に広告を挿入する方法です。
つまり、見出し前という区切りの良いところで記事内広告が挿入されるということですね。
上記のリンクの手順に従い、僕も設定してみました。
でも、明らかに広告出現頻度が減りました。
ハッキリ言って物足りない量です。
というのも、僕のブログの場合は見出しに対して本文が多めです。
だから、「見出し前に広告」という設定だと、あまりに出現頻度が少なく、結果的に大きなチャンスロスに繋がるのです。
その点自動広告の場合は、見出し関係なく「文章量」に応じての広告挿入だったので、僕のようなブログと特に相性が良かったんだと思います。
ただ、「見出し前に広告を挿入」というやり方は、たくさんのブログ様で導入されている有名な手法です。
僕のスタイルでは非推奨ですが、一般的なブロガー様には合うかと思います。
派生:h2とh3の直前に広告挿入(失敗)
前述のとおり、僕のブログはh2の出現頻度が極端に少ないので、上記のやり方だと記事内広告の出現頻度が極端に減ります。
そこで、「h2とh3の直前に広告実装」を試みました。
でも、h2とh3に毎回広告が出てくるのはさすがにウザイです。
というより、ペナルティを食らう恐れすらあります。
そこで実験的に、「h2は偶数番目だけ広告表示」「h3は3個おきに広告表示」という風にしてみました。
結果的にダメでした。
ある程度想像できてたんですが、偶数番目のh2と、該当するh3が近い場合、広告がほぼ隣り合って表示されるのです。
これはアドセンスのガイドラインに違反する行為です。
だからやっぱり「見出しをトリガーとして広告を挿入する方法」は断念しました。
対策②pタグn個おきに広告挿入(満足してないが今はこれを実装)
見出しタグがダメだったので、pタグで挑戦してみました。
何度も言うように、僕のブログは文字数がそこそこ多いので、見出しではなく「文章の隙間」をトリガーとして広告を挿入するのがベストです。
そこで「pタグ」をトリガーにしてみました。
「pタグ10個おきに広告挿入」という仕様です。
これだったら、自動広告のように文章の途中途中に広告が表示されます。
しかし、他サイトからの引用文を掲載する時に使用する「blockquote」内等にも広告が表示されるようになったので、ちょっと困りました。
一応その辺りは対策しましたが、方法については割愛します。
僕も試行錯誤しながら挑戦しているので、紹介できるほど自信がありません。
それに、実際にこの記事の中もそうですが、pタグ10個おきに広告が確実に表示されているわけではありません。
助けてほしいです。
対策③もう手動で挿入していくのがいいのかも
記事数が多いので非現実的ですが、「プラグイン等を使って、広告コードを記事の合間に手動で挿入する」というのがベストな気がしてきました。
ただ、記事数が数百あるので、過去記事を遡って全てにコード挿入していくのは中々ダルイです。(やってる人もいるみたいですが)
また、今後記事を書き終えた後に広告コード挿入の手間も発生します。
もしかしたらいつかこの方法を実装するかもしれませんが、今のところは考えていません。
アドセンス自動広告(記事内広告)は、不安定で大きなチャンスロスに繋がる:まとめ
自動広告のおかげで確かに収益は激増しましたが、予期せぬところに広告が表示され、見た目が暑苦しくなっていたのもまた事実です。
だからと言って自動広告を辞める気はありませんが、ちょっと「自動広告」に依存し過ぎたなと反省しました。
とにかく、記事内広告は何があっても止めるわけにはいきません。
「何かをアプデする度に表示が止まる」という不安定さであれば、このまま自動記事内広告を使用せずに代替案を考えるのが賢明です。
しかし!!!!!
現状思い浮かぶ代替案は「打開策」と呼ぶには力不足で、調べれば調べる程に「自動広告のアルゴリズムってマジすげぇ」と感服してしまいます・・・。
自動広告の記事内広告を使いたい・・・。
でも不安定でいつ止まるか分からない・・・。
こんな方向けの打開策をもしご存じの方がいましたら、是非ご教授ください・・・。


















