こんにちは。週に5日連続で8時間労働を続けたら、それだけでズタボロになるぱっかんです。
みんな働き過ぎ。
さてそんな僕は、先月までの1年間、会社に頼み込んで「週休三日制」を導入していました。
土日に加え「水曜日」も休みにしてもらい、余った時間をメディア運営などの副業に費やしました。
そして先月より通常勤務に戻り、改めて「週休三日制ってだけでいかに幸せだったか?」を知りました。
というわけで、一般的なサラリーマンなら体験しないであろう「週休三日制」における「メリット」と「デメリット」をそれぞれご紹介します。
今はフリーランスとして、日本のどこかの企業様の元で週4出勤で働いています。(エージェントを通した“派遣”みたいな感じ)
「正社員」であれば週3日休みは敷居が高いかもしれませんが、業務委託での勤務なら割とメジャーな働き方なので、週休3日制を望む方はフリーランスになるのも手です。
※関連記事は最後にまとめて紹介します
というわけでまずは「メリット」から行きましょう。
週休三日制の「メリット」
メリット①連勤が基本無い
弊社が採用してる水土日休みの週休三日制なら、毎日が「休日」か「休日明け」か「休日前」なんです。これって凄くないですか?
ちなみに明日は水曜だから休み!だから、全力で今日も頑張るよ!仕事やり切るよ! pic.twitter.com/81N3miYTyw
— くぼけー / 無人コンビニ600 (@keikubo) July 16, 2019
たまたま僕と同じ労働条件の採用情報を見つけました。
書いてある通り、「土日」に加え「水曜日」も休みになると、一週間のいずれかが「休み」「休み明け」「休み前」にしかならないんです。
つまり、通常の5連勤では、「火・水・木」がいわゆる「平日の真ん中」という感じでテンションが下がりますが、水曜日が休みになっただけで「平日の真ん中」が無くなる。
これは本当に素晴らしいです。
1年間そのスタイルで働いてたから良く分かります。
ただ、この労働条件を満たすためには、「週休三日制」に加え、そのうちの1つが必ず「水曜日」に来ないといけません。
そこがちょっと難しいところ。
筆者はただ単に運が良かった。
メリット②勤務中にメリハリが出来る
「週休三日制」は、「休みが一日増える」だけではなく、「出勤日数が一日減る」というメリットもあります。
おかげで、通常の5連勤の時よりも勤務中にメリハリが出ます。
いや「5連勤の時から真面目に働けよ」という話なんですが、そこはもちろん昔から維持してるつもりです。
でもやっぱり「フルタイム5連勤」はクッソ長いので、トータルの勤務時間が短くなれば、気持ち的には少しポジティブになれます。
普通に考えると一週間の生産量は、休みが増えた分「マイナス1日」になります。
しかし休みが増えたおかげで勤務中のボルテージが少し上がるので、生産性は「マイナス1日」ではなく「マイナス0.8日」くらいに留まります。
メリット③残業がつらくない
気持ちは分かりますが、「残業代が欲しいから残業したい」という人が大っ嫌いです。(やっぱりその分生産性が落ちてらっしゃるので。)
とにかく僕は残業が嫌いです。
でも、「広告業界」で働いているので、ある程度の残業は仕方ありません。
そこは納得しながら生きています。
さてそんな残業についてですが、週に3日も休みがあると、残業がそこまで苦痛では無くなります。
例えば火曜日は、「明日休みだし」という感じで、キリが良いところまで終わらせる為に残業します。
そして実際に翌日が休みなので、残業が全く苦痛ではありません。
残業で遅くなった分プライベートも圧迫されますが、翌日が休みなので、たくさん夜更かしして、娯楽などを思う存分楽しめます。
ただ、これは「デメリット」の項でもお話ししますが、「水曜は会社に自分だけがいない」という状況になるので、他のスタッフに迷惑をかけないよう、火曜日にしっかりまとめておく必要があります。
それゆえ火曜日は残業しがちでしたが、とりあえずそれは全然苦痛じゃなかった、という話でした。
メリット④土日の特別感が無くなる
月~金までぶっ通しで働き続けると、土日が凄く嬉しく感じます。
「土日が嬉しい」というのは、もちろん凄く良いこと。
そして週休三日制になることでその「特別感」が無くなるのであれば、むしろこれはデメリットのように感じます。
ですが、「休み」とは本来そんなに特別なものでしょうか。
週休三日制になったことで、そこを考えるようになりました。
金曜日の夜になっても、(良い意味で)前ほど嬉しくない。
週休3日制になってから、「やっと来た2連休だから、リフレッシュの為にたくさん寝て、たくさん遊ぼう!」なんて考えなくなりました。
僕の場合は、土日に記事を書いたり、本を読んだり、自己啓発系Youtuberの動画を良く見ています。
「娯楽に費やす時間」は5連勤の頃より減りました。
もちろん、「休みが増えたことによる収入の低下」も関係していますが、我ながら「意識高い系」として生きていることに気持ち良さを感じます。
週休三日制の「デメリット」
ではここから週休3日制のデメリットについて語ります。
デメリット①木曜日の朝、ドキドキする
木曜日は、
「昨日、自分がいない時に、自分のミスを誰かが尻ぬぐいしてくれてたら・・・」
という恐怖心を抱いた状態で出勤していました。
「前原くん。〇〇の件が漏れてたから、昨日▲▲さんに代わりに対応してもらったよ。」
朝イチでそう言われそうな気がして、木曜日に限り、地味に嫌なテンションで出勤してました。
デメリット②水曜の朝もドキドキする
水曜日の朝もドキドキします。
なんか職場から電話がかかってきそうな気がして・・・。
やっぱり僕も典型的な日本人なので、「自分だけが休んでる」という状況には申し訳なさと違和感を抱いてしまいます。
ただ、上記の「木曜の朝もドキドキする」と一緒で、自分でタスク管理をしっかりしておけば問題は回避できます。
デメリット③有休が取りづらい
有休とは雇用形態に関わらず、
・週に1日以上出勤
という条件を満たしていれば確実に付与されます。
つまりフルタイムから週4出勤になったとて、今までの有休が消滅するわけでもないし、これからもしっかり付与されます。
しかしデフォルトで平日に休みを頂けるので、なんか用事があっても、無意識にその日に用事を済ませてしまいます。
だから以前ほど「有休を取りたい」という発想が出てきません。
改めて、有休とは「労働者の権利」であり、従業員の有給取得について、経営者はそれに応える「義務」があります。
ここについては気まずい一面もありますが、少なくとも僕は「もらえるもんはもらっとくべき」という考えなので、有休はフルで頂きます。
そうなると、
・週休三日制の時点で実際に事が足りてるので、ぶっちゃけ必要ない
などの理由から、心理的に有休が取りづらくなります。
もし会社がこの辺りにオープンで、かつ「有休の買い取り」などを行っているのであれば、その制度を利用する事で気持ち良く解決できます。
総合して:週休三日制になると幸福度が上がる
週休三日制を始めたと同時に、僕は副業のメディア運営に本気で取り組みました。
それによる収入の増加もあるので、一概に「週休三日制になったおかげで幸福になれた」とは言えないのですが、労働時間が減った分、毎日が楽しくなったという感じはします。
なんにせよ週休三日制は、生活に解放感が生まれる最高の勤務形態です。
「週休3日制」で1年間働いて分かった、4つのメリット(とデメリット)【水・土日休み】:まとめ
・「水・土・日」が休みだったら最長でも「2連勤」なので、かなり楽。
・週休三日制だと、思う存分プライベートを謳歌できるので残業がつらくない。
・土日の特別感も無くなり、良くも悪くもプライベートを謳歌できる。
・シフト制などではなく、通常の平日5連勤での「自分だけが休み」という状況では、気まずさ、怖さが確かにある
・有休が取りづらい
以上、週休三日制のメリット、デメリットでした。
web系はこういうところで融通が利くので良いですね。