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映画「宇宙戦争(2005)」感想。10回見ても全然飽きない

映画「宇宙戦争(2005)」感想。10回見ても全然飽きない

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ぱっかん
執筆者:散歩ブロガー「ぱっかん(@pakkan316)」福岡散歩ブログも絶賛更新中!

※当記事は、映画「宇宙戦争」のネタバレがあります。

子供の頃に初鑑賞して以来、一年に1度くらいのペースで観てる大好きな映画があります。
それが「宇宙戦争」。

宇宙戦争は、スピルバーグ監督、トム・クルーズ主演のSFパニック超大作で、一般レビューサイトでは軒並み「星3」という中程度の評価です。
もちろん筆者は星5。

ちなみに僕が定期的に見たくなる程好きな作品は、「SAWシリーズ」とか「Sunshine2057」とか「ファイナルデスティネーションシリーズ」とか、ちょっと狂気じみてる作品が多いです。

しかし「宇宙戦争」はファミリーテイストが強く、全体的にトゲが無い丸い作品。
なのに繰り返し見たくなる。

ついさっき11回目の鑑賞をしてしまったので、感想がてら「宇宙戦争を繰り返し見ても飽きない理由」をまとめます。

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「宇宙戦争」を何回観ても飽きない理由

・「訳アリ家族」の描写が濃く、キャラクター紹介の段階でグッと引き込まれる

・中二病心をくすぐる“終わりの始まり”

・演出から感じられる重厚感

・ユニークで惹きつけられるイベント・トラブルの数々

・非日常を体感できる、高品質なロードムービー要素

・「敵の弱点」を知った時、自分の命の大切さに気付く

少し訳アリな「フェリエ」一家

映画「宇宙戦争(2005)」感想。10回見ても全然飽きない: 少し訳アリな「フェリエ」一家

主人公の「レイ・フェリエ(トム・クルーズ)」は、まだ幼い娘「レイチェル(ダコタ・ファニング)」と、思春期くらいの「ロビー・フェリエ(ジャスティン・チャットウィン)」の二人の子供が居ます。

しかし既に離婚しており、子供たちは、母親の再婚相手の家か母親の実家で暮らしているようです。(この辺りは正直良く分かってない)

序盤は「キャラクター説明」が必要なので、とにかく彼らの人間関係にフォーカスされます。

娘「レイチェル」は凄くハキハキした子で、父親に対してしっかり助言したり、自分の気持ちをハッキリ言います。
対してロビーは反抗期。

そんなロビーに対し、レイの方が若干苦手意識を持っている様子。
ぶっきらぼうにキャッチボールに誘うシーンや、その時のギクシャクした感じが凄く良かった。

前半のこの不協和音があるおかげで、中盤以降の絆のシーンがより萌えるものとなりました。

中二病心をくすぐる“終わりの始まり”

映画「宇宙戦争(2005)」感想。10回見ても全然飽きない: 嫌な予感全開の嵐
嫌な予感全開の嵐

「曇り」ってめちゃくちゃソソラレマスね。
なんかこう、「始まりそう・・・」な感じがします。

 

そして本作は「曇りのワクワクする感じ」を最大限に引き出しています

レイも、怖がるレイチェルに対し「凄いだろー!!」とワクワクしています。僕たちと同じですね。

そしてその後の「近隣住民と一緒に街を歩くシーン」も最高。
レイが街の住人たちにとって「ムードメーカー」っぽい存在なのが良い。

小さい頃にこのシーンを見て、何故か都会での一人暮らしに憧れました。

演出から感じられる重厚感

映画「宇宙戦争(2005)」感想。10回見ても全然飽きない: 演出から感じられる重厚感

地球外生命体の重みをしっかりと感じられます。

何度も観ていると、「ここ、こだわってんなー」という部分がなんとなく分かってきます。(全部こだわってるだろうけど)

最初の「トライポッドの登場シーン」もそうですね。
重厚感が凄い。

引き合いに出すのもおこがましいですが、「トランスフォーマーシリーズ」の軽い感じとは真逆。
恐怖・不安・混沌・ワクワクが入り混じった完璧な出し方。

監督が同じなので当然ですが、「ジュラシックパーク」的なワクワクがありました。

 

個人的に好きだったのが、レイ一行がおばあちゃんの家(ロビー達が暮らしてる家?)の地下で寝てる時、何かが起きて機械室のようなところに逃げ込むシーン。

状況が段々エスカレートしていき、何故か辺りは燃え始める。
ギリギリのところで一行は機械室に逃げ込み、ドアをゆっくり閉める。

映画「宇宙戦争(2005)」感想。10回見ても全然飽きない: 機械室へ逃げ込み、ゆっくりドアを閉める
機械室へ逃げ込み、ゆっくりドアを閉める

細かいところですが、この「ドアを閉めるシーン」を、やたら重く、若干「繰り返し映像」を使いながら、運命的な感じで演出していました。
本当に何気ないワンシーンでしたが、この「ドアを閉めるシーン」が歴代鑑賞映画の中でTOP15に入るくらい好き。

トラブルの質が高い

映画「宇宙戦争(2005)」感想。10回見ても全然飽きない: トラブルの質が高い

結局のところ、A級映画とB級映画の境目はコレだと思ってます。
「トラブルの質」

ホラー映画でもなんでも、B級映画はトラブルが在り来たりで全然ハラハラできません。
もしくは、「話の流れが明らかに何かのトラブルににじり寄ろうとしてる」というのが丸わかりで、冷めます。

「宇宙戦争」はA級の中のA級。
トラブルの質がクッソ高い。
どんなイベントが起きてもワクワクする。

例えば「車に乗る」にしても、直前にレイが「修理」のアドバイスをすることで、簡単な布石を作りだしてました。
そしてレイは、「他人の車に乗る」という日常生活では倫理的にアウトな行動を取ります。
おかげで「車で逃げる」だけなのに、一々人間ドラマがありました。

細かいところまで含めればたぶん100個以上のオリジナリティがありますが、あらゆる細かいところでユニークな状況を作り出しているので、鑑賞していて退屈しません。

安息地を求めてさまよう、ロードムービー要素

映画「宇宙戦争(2005)」感想。10回見ても全然飽きない: 安息地を求めてさまよう、ロードムービー要素

サバイバルホラーは、「一か所に籠り続ける」という筋書きでも良いですが、やっぱり「移動する」という展開の方がワクワクします。

本作は、湾岸地帯から始まり、車で移動し、人混みでひと悶着あり、船に乗り・・・
と長旅です。

また、「唯一動く車に乗ってる」という理由で、他の人間を暴徒化させ、レイたちに更なる課題を与えます。
「いろんなロケーションに移動し続けている」というだけでもワクワクするのに、「移動」そのものに課題を与えることで、中だるみせずしっかり楽しむことが出来ました。

しかも、最序盤からチラつかせていた「護身用リボルバー」の伏線回収シーンも乗り物がキーとなってましたね。

もし脚本上の都合で「ここでレイたちを車から降ろしたい」と思うのであれば、ガス欠なり故障なりの展開でも良かったはず。
というかB級映画ならそうだったかもしれません。

でもそうはせず、しっかりと「暴徒」と「リボルバー」を使ってサスペンスを生み出しました。

「敵の弱点」を知った時、自分の命の大切さに気付く

映画「宇宙戦争(2005)」感想。10回見ても全然飽きない: 「敵の弱点」を知った時、自分の命の大切さに気付く
敵の弱点は「微生物」だった

圧倒的な力量差により、逃げ惑うしか無かった人類。

 

そんな人類が、どのようにして奴らを倒すのか???

コンピュータウイルスか?
やかんが沸く音か?
人類が慣れ親しんだ何かしらの素材や元素か?

ちゃんとした伏線があれば、上記のどれが来ても納得できます。

しかし宇宙戦争における敵の弱点は、「細菌」でした。
ある科学者が閃いて気付いた弱点等ではなく、トライポッドのシールドは、カモメに付着した細菌等により勝手に無力化されました。

ベターですが、「元々地球にあったもの」が弱点だったのです。

そしてナレーション。
“何億という犠牲の末、人類は地球で生き続ける権利を手に入れた”

人類はエイリアンに対して「免疫」の差で勝ちました。

個人的に凄く好きなオチ。

まず娯楽作品として「意外なものが弱点だった」という点での及第点は超えていると思います。
初見では十分面白く感じた。

それと同時に、「自分の命もこの地球に存在していいんだ」というメッセージ性もあるような気がします。

 

「地球から見て、自分がどのような存在か」などと普段は考えませんが、宇宙戦争を見終えると、「誰もが特別な権利を所持して地球に生きている」と理解し、自分の命も、他人の命も、全て特別に感じられるようになります。

鑑賞後は心から温かくなれる美しい作品。

制作背景もちょっと面白い

映画「宇宙戦争(2005)」感想。10回見ても全然飽きない: ロビーを力強く抱きしめるレイ(トム・クルーズ)
ロビーを力強く抱きしめるレイ(トム・クルーズ)

「H・G・ウェルズ」原作の同名小説「The War of the Worlds」は1898年に販売されました。

そして一度、1953年に「ジョージ・パル監督」によって映画化されています。
他にもテレビドラマ化などもされたそうですが、映画化は本作で2度目。

筆者はスピルバーグ版以外は原作含め全て未見ですが、原作が1800年代のものだと知ると、「大昔の作品を、よく現代設定に落とし込めたもんだ」と感心します。

また、本作は長い構想の末に制作されたわけではなく、トム・クルーズとスピルバーグ監督のスケジュールがたまたま空いちゃったから、それで制作されたという背景があるそう。

しかも企画から公開まで1年程という過密スケジュール。
超大作なのに、まるで「SAW」みたいなスタンスで制作された本作。
こういう裏話を知ってから再鑑賞すると、また更にちょっと面白く感じます。

映画「宇宙戦争(2005)」感想。10回見ても全然飽きない:評価・まとめ

繰り返し見たくなる映画には理由がありますね。
絵本のように何度も鑑賞すると、「ここが好き!」というのが段々言語化できるようになる気がします。

あぁ、本当に面白い。

作品情報

公開年2005年
原題 War of the Worlds
上映時間 114分
製作国アメリカ
監督スティーブン・スピルバーグ
脚本 ジョシュ・フリードマン、デヴィッド・コープ(原作:H・G・ウェルズ)
ジャンル スペクタクル,SF,モンスター,パニック
主要キャスト トム・クルーズ(レイ・フェリエ)
ダコタ・ファニング(レイチェル・フェリエ)
ミランダ・オットー(メアリー・アン)
ティム・ロビンス(オギルビー)
ジャスティン・チャットウィン(ロビー・フェリエ)
配信サイト・媒体 市販DVD
Netflix…他
※記事公開時の情報です
レビュー
レビューした日
レビュー作品
宇宙戦争(2005)
総合評価
51star1star1star1star1star



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「内省」という資質に優れており、それを活かした映画系の記事が得意。
→「当ブログ」と「ぱっかん」について

【職業】web諸々
【趣味】考えをまとめる・散歩・映画
【好きなファッション】ウォーキングデッドに出てきそうな奴
【好きな食べ物】ネオソフト・きなこご飯
【ストレングスファインダーの結果】着想/最上志向/内省/共感性/運命思考

あまり精力的では無いですが、「Trash Area」という名前で音楽活動をしています。
エモいバンドサウンドが好きで、そういう曲をたまに作ってます。
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