こんにちは。ぱっかんです。
今日はとてもミーハーな話をします。
テーマは「同じような服ばかり好きになる」です。
とりあえず数年前から僕は「同じ見た目の服」ばかりを好きになってしまい、そしてそれ以降幸福度がかなり上がっているので、そんな僕の浅はかな考えを晒します。
「気付けば同じ服ばかり」
「毎日同じファッション」
「ファッション 全て一軍」
「オシャレとは」
などのワードで検索される方におすすめです。
服の所持数が少なくなった
まず僕は、以前に比べ服の所持数がかなり少なくなりました。
まだ実家暮らしだった頃は、10代だったということもありそこそこ奇抜な服をある程度持っていました。
しかし今では、狭いワンルーム暮らしという事に加え「自分の芯となる”テーマ”」が出来上がったので、「そのテーマに沿った服」しか持ってません。
そのテーマとは「ウォーキングデッドに出てきそうな奴」です。
「ウォーキングデッドに出てくる奴」じゃなくて「出てきそうな奴」です。
ある日目が覚めてもしゾンビが蔓延していたら、奇抜なファッションだとリック達に仲間に入れてもらえないかもしれません。
でももし「ウォーキングデッドに出てきそうな奴」な格好をしていたら、きっとリック達も「コイツ分かってるな」と考え、僕をリック軍団に誘ってくれるかもしれません。(もちろん断りますが)
ただ、「ウォーキングデッドに出そうな奴」というテーマに対して、具体的な組み合わせ(ファッション)があるわけではありません。
「ジーパンはOK」とか「ジャージはNG」とか、そういう具体的なルールは決めていません。
決まるはずが無いのです。
飽くまで「ウォーキングデッドに出てきそうな奴(の雰囲気)」をテーマとして自分をコントロールしています。
というわけで、とりあえず僕のケースで恐縮ですが「服の所持数が少ない理由」は「ウォーキングデッドが面白いから」でした。
そもそも「オシャレ」とは一体なんだ
[名・形動](スル)服装や化粧などを洗練したものにしようと気を配ること。洗練されていること。また、そのさまや、その人。「お洒落な若者」「お洒落な店」
「おしゃれ」という言葉はトレンドに関するものなので、時代の移り変わりにより意味合いが変わったりします。
だから上記のような辞書の一文を引用したところであまり意味はないかもしれません。
「痛い組み合わせをしていない」というのを大前提で話しますが、一般的にオシャレかどうか、というのは「ある程度奇抜」で「たくさんのレパートリーを持っている」という認識ではないでしょうか。
そしてもしオシャレの定義がそれ(奇抜でたくさんのレパートリーがある)であれば、間違いなく僕はオシャレではありません。
かと言って「オシャレに興味が無いのか」と聞かれたら、だいぶ答えに迷います。
オシャレに興味が無いわけではない
もし勘の良いおすぎかピーコに「アナタはいつもウォーキングデッドに出てきそうな服ばかり着てるけど、もしかしてオシャレに興味が無いの?」と聞かれたら、正直に「”トレンド”にはあまり興味がありませんが、”ダサくてもいい”と思ってる程自分を捨ててるわけでも無いです。」とちゃんと(敬語で)説明します。
もっと分かりやすく言えば
「オシャレに興味が無い = ダサくても良い」という認識であれば、僕は「ダサいのは嫌」と思っているので、比較的早めに今の自分を改めます。
でも「オシャレに興味が無い = トレンドやレパートリーに関心がない」という意味であれば、僕は「オシャレに興味が無い」と自信を持って答えます。
自分が似合う服しか着ないだけ
僕は単純でミーハーです。
「その服似合うね」と一言言われたら、その服ばかり着ます。
今の僕のブームは間違いなく「ウォーキングデッド」ですが、それ以前に「ワークシャツ」という部類の物にハマってます。
何の変哲も無いワークシャツが好き過ぎて、あらゆるショップを周り、定期的に「ワークマン」という作業着屋も漁ってます。
そしてここがポイントですが、ワークシャツについては「似合うね」と誰かに言われる前に、そもそも自分で「似合う」と確信してます。
だってもうまずテンションの上がり方が違う。
次項で解説↓
更に突き詰めて「一軍の服」しか着なくなった
毎日毎日着る服を変えていると、「今日はこのシャツか。」とちょっとテンションが下がる服になる日があったりします。
僕はそれが嫌でした。
だから服を買って、数日着て、そこでもし自分のテンションが上がってなければ「この服は自分には合わない」と結論付けます。
このような「いつか使える」程度の所持品であれば、基本的に持ちません。
二軍は徹底的に部屋から排除します。
そういう行動を取ってたら、端から見たら同じような服ばっか着てる奴になりましたが、そんな自分が結構好き。
この辺は我ながらミニマリストっぽいなとも思います。
余談:その人が「自分のキャラに合った服」を着ているとワクワクする
以前、膝を自分で裂いたようなクソださいズタボロのジーパンに、黒の革ジャンと黒のサングラスを装着した、「偽物のバイカー」みたいな人をコンビニで見かけました。
たぶんあの人はバイカーではありません。
「バイカーを気取った人」です。
そして僕はそのような人たちが大好きです。
一旦話が反れますが、映画のかっこいいキャラクターとかに憧れ、自分も同じような服を着てみようとしてクソダサくなる時期が誰にでもあります。
中学生が持つクロムハーツとかもそうです。
あれマジでクソださいです。
ただし、そのクロムハーツも、膝がズタボロの偽バイカーも、僕は好きです。
決して馬鹿にしているわけではなく、純粋な心で8割くらいの気持ちで尊敬しています。
というのもそれは「キャラに合ってる」からです。
コンビニで見かけたあのおじさんは「偽バイカーっぽい」人でした。
もしそのおじさんが本当に大型二輪免許を持ってて、コンビニ出てすぐバイク乗って渋いエンジン音鳴らしながら走り抜けていったら「あーーーー・・・本物か」と僕は酷く落ち込みます。
なぜなら「本物のバイカーなら、ちゃんと”本物のバイカー”として整えてほしい」と思うからです。
彼のあの風貌は正しく「偽物のバイカー」でした。
ここまで偽バイカーとして完成された恰好をするのならば「本物の偽バイカー」でないと成立しないのです。
その辺の理解が乏しい一般人に「あの人バイカーじゃない?すっごい気合入ってる・・・」と思わせといて「電車で行くんかい!!」と突っ込ませるような、そんな屈強な設定じゃないと納得できません。
中学生のクロムハーツもそうです。
「クロムハーツ持った中学生」というのは「中二病こじらせた痛い奴」の代名詞ですが、もはや型にハマり過ぎて一つのテンプレートが出来上がりました。
よって「クロムハーツ持った中学生」というのは、痛々しいという事を含めてのキャラであり、それが一つのファッションであると思っています。
この場合、クロムハーツが似合ってなければ似合ってないほど高評価です。
このように、「自分のキャラをちゃんと分かってて、そのキャラに合った服を着ている人たち」が僕は大好きです。
そして僕は、間違いなくゾンビアウトブレイク後の世界で生き残ると確信しているので「ウォーキングデッドに出てきそうな奴」の服に身をまとっているのです。
もちろん今回登場した中学生は意図的にダサくしてるわけではないのでしょうが、きっとあの偽バイカーは本物です。
「同じような服ばかり着る」に込められた熱い思い:まとめ
僕はブログを書くにあたって「どんな人でも詰まることなくスッと読めるか」を重要視して書いています。
しかし、「偽バイカー」と「クロムハーツ中学生」のくだりは、たぶん僕が何を言いたいのか理解してもらえない気がします。
もし「共感は出来ないけど、あなたの言いたい事はなんとなく分かるよ」というレベルで理解して頂けたのなら、たぶんあなたはもうこちら側です。
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