ちょっと前まで天神には、「TSUTAYA×スターバックス」とかいう最高に意識高いお店がありましたが、それが無くなり、跡地にドンキホーテというテンションがガタ落ちするお店が出来ました。
「天神 ドンキホーテ」
「ドンキホーテ 高い」
「ドンキホーテ 嫌い」
などのワードで検索される方におすすめです。
個人的にドンキホーテが嫌い
ヤンキーが大事にしてるものランキングはだいたいこんな感じです。
1位 おいしいパスタ作ってくれるお前
2位 キティちゃんスリッパ
3位 ジャージ
・
・
・
162位 ドンキホーテ
この160位前後をうろちょろしてるであろう「ドン・キホーテ」がそもそも新規開拓されるだけでも気持ち悪いのに、よりによって天神のドマン中(では無いけれど)に出来てしまいました。
まず「なぜドン・キホーテが嫌いなのか?」
をまとめます。
僕がドンキホーテを嫌う理由①ヤンキーが多い
この日本に絶大な経済効果をもたらしている「ヤンキー」という人種がいます。
これは推測ですが、キティちゃんスリッパの売上を支えているのは間違いなくヤンキーでしょう。
彼らはとても仲間思いで、自分に関わりがある範囲では強力な愛情を持っています。
そんなヤンキーにとって「ドンキホーテ」という憩いの場は、究極のコミュニケーションスペースかなんかなのかもしれません。
深夜にたばこをふかしながら集まり、「暇だぜ。どっか行こうぜ。どこ行くぜ。でも開いてる店も少ないぜ。」
みたいな打ち合わせがあり、その結果24時間営業のドンキホーテに集います。
ともかくドンキホーテはヤンキー様が多いんです。
その為か、ドンキホーテはカーアクセサリー(特にライトアップ関係)や、クラブミュージックやレゲーのオムニバス、そしてJ-popのオリコンランキング上位のCDの品揃えが豊富です。
これは良いことですね。
ヤンキーは比較的経済力があるので、結構大きい車に乗っています。
そしてその車にライトアップを施すのですから、暗い夜道を照らしてくれます。
それにより若干ですが治安が良くなることが期待できます。
(日本の田舎名物である「浜崎あゆみのデコレーションカー」や、「倖田來未ステッカー」などは一見の価値ありです)
また昨今の音楽業界は、「ダウンロードばっかりでCDが売れない!」と悲鳴を上げている状況ですから、その中でこうしてCDが売れるのは喜ばしいことではないでしょうか。
しかしながら、とにかく僕はヤンキーが嫌いです。
これは率直に言っておきますが、嫌いな理由は、ただ「怖い」からです。
ネットの世界では、特にツイッターとかで
「ヤンキーがうんたらかんたらでうざい」とか
「ヤンキーが〇〇してた。可愛い」とか嘘松的な感じでいろいろ配信されてますが、彼らは「ヤンキーが怖い」という感情を押し殺して、ただ抗議することに躍起になっています。
もちろん僕もヤンキーが嫌いですが、その根底には「怖い」という感情が間違いなくあります。
その恐怖心のひとつに、ヤンキーは、まるで急に噛みつく犬のように「何をし出すか分からない」という意味不明な行動を取ってくる、というものがあります。
接客やってて一番怖いのは、「普通に優しかったお客さんが、何故か急に意味不明なポイントでキレた瞬間」です。
急に常識を度外視した行動を取られると、それだけで精神的大ダメージを受けます。
「世の中変な人が多いな」と見せつけられます。(そうやって納得できるならいいんですけど、根が優しい人は中々受け入れられないですよね)
そしてその次に怖いのは、「奴らはいざとなったら法を犯してくる」という日本人にとっての最終手段的行動を、かなり早い段階で取ってくるところです。
これに関しては、僕はそのフィールドに上がりたくないので逃げます。
頑張って逃げます。
※途中で「レゲー」というワードを使いましたが、正しく言い直さないと怒られそうなのでここで謝罪しときます。正しくは”レゲェ”ですね。
僕がドンキホーテを嫌う理由②中国人?が多い
中国人か韓国人か分かりませんが、客層としてそういう人たちが多いです。
彼らはマナーが悪く、道も全然開けないし、順番守らないし、未購入の商品も雑に扱うしで見ていてあまり気持ち良くありません。
もちろん中には落ち着いた人もいますが、「大半がそう」というちょっと統計的な話ですね。
個人的に僕が一番苦手なのは、「彼らは声が大きい」ということです。
以前ボイトレの先生が、「日本語はボーカルに適していない」と言っていました。
比較的ボソボソ喋っても伝わりやすい日本語は、喉を開かなくても喋られるのでその癖が付いてしまい、結果としてボーカルとして相応しくない体質になってしまうのだそうです。
改めて、中国語か何か分かりませんが、外国人の会話を聞いて思いました。
彼らは声が大きい。
喉をしっかり開き、突き抜ける声で会話をしています。
喧嘩でもしようもんなら、訳の分からん言語が半径20mくらいまで響き渡ります。
そのエモーショナルな表現力と、ボーカルとしての素質の高さに僅かながら嫉妬してしまいますが、その会話の不快指数は非常に高く、申し訳ありませんが2kmくらい距離を置きたい気持ちになります。
いい加減ドンキホーテの話に戻りますが、ドンキホーテには、そんな声がやたらデカい中国人が大勢います。
タイミングによっては、8:2で日本人より中国人の方が多い場合もあります。
そんなドンキホーテで、心地良く買い物を済ませるのは到底無理な話です。
僕がドンキホーテを嫌う理由③意外と安くない
ドンキホーテは品揃えが豊富です。
圧縮陳列でかなりの激安店舗みたいに見えますが、意外と安くありません。
決して高いわけじゃないんです。
コンビニで買うより安いのは間違いありません。
しかし、食品系であればほぼ間違いなくスーパーの方が安いと思います。
家電や雑貨系なども、電気店やホームセンター、その辺の雑貨店の方が安い場合が多いです。
僕が初めてドンキホーテに行ったのは子供の頃だったと思いますが、あの頃は初めて見る圧縮陳列と、スーパーには置いてないようなユニークなお菓子、もしくは業務用サイズのお菓子などに圧倒されました。
しかし知恵を付けた今なら分かります。
「全然安くない。」
これは決して「楽天市場やAmazonで買った方が安いやん」と言いたいわけではありません。
「わざわざドンキホーテに行かなくても、その辺のスーパーで買った方が安い。」というレベルです。
何度も言いますが、ドンキホーテは圧縮陳列を意識して行い”安く見えるように”しています。
そのおかげで常に”年始の福袋祭り”感を演出していますが、の割に安くないというのはいかがなものでしょうか。
逆にマーケティングの上手さに感服しますけども。
天神のど真ん中にあるからタチが悪い
天神に新しくできたドンキホーテ。
冒頭でも説明しましたが、以前はスタバとツタヤがコラボしたコンセプトストアがありました。
そこへ行けば誰でも、
”ツタヤ側で見つけた本を読みながら、スタバのコーヒーを飲む。”
という意識高い行動を、気軽に取れます。
もちろん、「買ったばかりのマックブックをドヤ顔で自慢するためだけ」にスタバに来る連中も健在ですので、意識の高さは他店舗よりも少し高めでした。
手に取りやすいところに陳列されている本も、なんか表紙がこじゃれた「BRUTUS」とか「WIRED」みたいな雑誌がメインでした。
そんな意識高過ぎるスタバ(ツタヤ)が無くなり、正反対のドンキホーテが出来てしまいましたね。
これは非常にショックです。
「普段はクズなのに、意識高い風を装ってシンデレラ風サクセスストーリーみたいに一時的に変身する」という自分遊びが出来なくなってしまいました。
しかしあそこには駐車場が無いので、ドンキホーテになったからと言ってまずヤンキーは来ないでしょう。
でも中華人民共和国の彼らは来ます。
大勢来ます。福岡という立地的にも来るはずです。
実際、その周辺のヤマダ電機とかにはバカ買いしてる外国人が大勢います。
逆にそこにヤンキーの人たちにも来てもらって、
ヤンキー vs 中国 みたいな構図で何かバトって欲しい気もします。
(B級ホラー映画みたい)
ともかく、「スタバで意識高いごっこ」が出来なくなったのが残念です。
福岡市天神に「ドンキホーテ」とかいうがっかりする店が出来た – まとめ
知り合いが、「今日仕事終わったら、新しくできた天神のドンキホーテに行ってみる。」と割と高めのテンションで言ってました。
あくる日「ドンキどうだった?」と聞いてみたら、
「なんか面倒くさかった。」と言ってました。
ドンキの全てを的確に集約した一言だなと感心しました。
余談
僕が免許取りたての頃、ヤンキーの先輩に「練習がてら深夜ドライブでも行こうか」と先輩の車を運転させてもらいました。
でも田舎の深夜です。
行く宛てはひとつしかありません。
そう「究極の聖域(ドンキホーテ)」です。
さすがヤンキーだけあって普段の運転もうまく、その熟練した運転技術のいろはを助手席から指導してくれる彼に尊敬の念を抱きました。
おわり。