368円の買い物をして、「518円」を差し出すような支払い方をする事があると思います。
ちなみに上記の場合だと、「150円」戻ってくる為、計算は成功したことになります。
でもこれ系の計算をしていると、ごく稀に間違った金額を出して、
「あ/////さっき出したお金戻ってきちゃった/////」となることがあります。
お釣りの計算を間違えるということ
例:購入金額が466円。
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財布の中を確認し、521円をレジ上のお金トレーに置く。
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ここではまだ、具体的にいくら釣り銭が来るか分かってないが、なんとなく「普通に500円出すよりかは枚数が減る」というのは理解している
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直後、財布の中に「5円玉」があることに気付き、「これを出した方が良い」と思ったので、咄嗟にそれをお金トレーの上に置く。
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最終的に526円提出
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店員少し戸惑いながら「60円のお返しです」
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「10円戻ってきた//// 間違えた////」
こういうミスが稀にあります。
上記のケースは、非常に簡単な計算のはずです。
しかし、「5円玉という切り札が後から登場する」というイレギュラーな状況が発生した為、僕の頭が咄嗟にそれに対応できず、「10円玉の返却」という結果が返ってきたのです。
こういうミスを一度でも犯すと、その後2週間くらいは守備体制に入る為、レジに立つ度「今回の計算は8割くらい自信あるけど、しばらくはトリッキーな支払いは控えよう」とちょっと自閉的な性格になってしまいます。
この手の問題、僕以外の他の人類はどうやって乗り越えているのでしょうか。
もっと難しいケースを考えてみる
1866円の買い物に対して、財布をさらって2416円を出す。ちょっと怪訝な顔付きでレジ打ちをした店員さん、おつりが550円になるのを見てハッとした顔になる。してやったり感がたまらない。
— Otchy (@otchy) 2009年11月7日
1866円 – 2416円 = 550円
おー・・・
これはあれですね。
この支払い方の難易度は確かに高いですが、道中のプロセスさえ誤らなければ、上手くヒットします。
まず、「1866円」に対してすぐに思いつくのが「2006円」。
もし10円玉も持っていたら、「2016円」が正解です。
で、ここから少し「引っ掛け」が入るのですが、もし500円玉が財布に入っていたらどうなるでしょうか。
ツイート主は「2416円」を出していますが、「100円玉4枚」という状況よりも、「500円玉1枚」が財布に入ってるケースの方が多いはずです。
1866 – 2516 = 650円・・・
そう。500円が返ってきてしまうのです。
これが、この手の釣り銭計算の難しいところであり、落とし穴であり、トラップです。
こういう計算間違いをしたら、数日間は大人しく家で寝ていた方が無難です。
確かに、パッと見だと「1866 – 2516」に激しい違和感を感じますが、「財布の中の状況」とかを考慮し、「あ、5円玉あるじゃん」とか、そういう新情報を取り入れつつ段階を踏んで計算してしまうと、最終的に誤ったゴールに到達してしまう事があります。
だから、「ファイナルアンサー」はなるべく直感に従って出しましょう。
お釣りの小銭を減らす計算、100回に1回くらいは間違える:まとめ
日本は先進国の中でも、電子マネーの普及率が圧倒的に低いそうです。
そして、日本のおっさんがこの手のトリッキーな支払いをするのを観て、「日本人はなんて頭が良いんだ!」とその計算力の高さに圧倒されるアメリカ人もいるとツイッターか何かで見ました。
「電子マネー」と「暗算力」には強い因果があると思ってます。
だからなんだという話ですが、中年くらいのおじさんは確かにこの手のトリッキーな支払い方に長けています。
しかし、使っている小銭ケースがえらく小さいので、1円玉の取り出しに時間がかかっています。
それを見て度々「もう1000円出せばええやん」と思うのですが、小銭なんてそもそも一日の間に何度も増減するんだから、「あ、1円あった。」とか後出しする人は、もう極刑に処して良いのではないでしょうか。