引っ越してすぐに「シューズラック」を買いました。
この5年間、一切何の不満も無く使ってきましたが、「靴の数が足りない」となったので、新しいのに買い換えました。
その時のエピソードです。
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※関連記事は最後にまとめて紹介します5年近く使ってきたシューズラックについて
靴が5足程度しか収納できませんが、一人暮らしの僕にはピッタリでした。
実際、一番上を小物置きとして使っていたので4足しか収納できませんでしたが、この「小物置き」が最高の使いやすさでした。
しかし単純に「5足以上収納する必要性生まれてしまったので、今回新しいものに買い替えました。
今までありがとう。
今月買った新しいシューズラック
フルだと10足収納できますが、個人的なカスタマイズにより6足のみ収納できるようにしました。
以前より収納数が2足増えたうえ、省スペース設計のおかげで通路が少し広くなりました。
良い事尽くし。
しかし実際に数日使い続けると、「以前のシューズラックがいかに便利だったか」を思い知らされるハメに。
古いシューズラックの方が、自分のライフスタイルにはハマっていた
今回僕が購入したシューズラックは、一番上がテーブルのようになっています。
実は「一番上がテーブル」というのも必須条件でした。
というのも、以前のシューズラックも一番上を小物入れとして使っており、そこに鍵やら何やら置けるのが凄く便利で、そのライフスタイルは変えたくなかった為です。
そして新しいシューズラックにも天板がある為、おかげでライフスタイルは変えずに済みます。
しかし実際に使ってみるとだいぶ不便。
実際に不便だった点を2つ紹介します。
不便な点①鍵が隙間に落ちてしまう
僕はO型の中でも特に荒い性格という事もあり、細かい所作が凄く雑。
家に帰ってカギを天板部分に投げ置く癖が付いていたですが、「シューズラック」という設計上天板が斜めになっていたので、投げられたカギは奥側に滑り込みます。
つまり、鍵は自然と奥の方へと滑っていきます。
しかし滑り落ちて壁とラックの隙間に落ちてしまうことが無いため、ノンストレスでカギを放ることができます。
たぶんこの5年間で一度もカギを隙間に落としたことが無いと思う。
しかし新しいシューズラックは、天板はあるものの、それは単なる平らな板であるため、鍵をそーっと置かないと滑り落ちてしまいます。
もちろん僕がそーっと置けばいいだけの話なんですが、UI(ユーザーインターフェース)の世界では「ユーザーに気を使わせない」というのが大前提になってきます。
ここで言うユーザーは僕なので、僕が気を使ってる時点でアウト。
・何も考えずに鍵などの小物を放り投げられる
・取り上げやすい
古いシューズラックはこの2点が特に優れていましたが、買い替えるまで全く気付きませんでした。
不便な点②音が出る
新しいシューズラックの天板は木製です。
だからカギを置く時に「カコン」という木製特有の響く音がします。
また、鍵側の「スチャ」という音も中々響きます。
古いシューズラックは安っぽいプラスチック製でしたが、プラスチック製が故に音が広がらず、良い消音効果がありました。
できる職人なら購入前から見抜いていたかもしれませんが、素人にそこまで想定するのは難しい。
カスタムして、以前使っていたシューズラックより使いやすくなった
もちろん僕は「買い替えなきゃ良かったー」なんて後悔を続けるつもりはありません。
今できる事を考え、しっかりカスタムして使いやすさを追求しました。
カスタム箇所は2つです。
カスタム①天板に「滑り止めシート」を敷いた
超万能な滑り止めシート。
ダイソーで販売しており、ことあるごとに買ってます。
こちらの「一人暮らしの僕が3年以上愛用し続けてる100均アイテム8選」でも紹介している最高のアイテムです。
さて、天板にこの滑り止めシートを敷いたことにより「小物が滑って隙間に落ちる」という事故が防げるようになります。
実際に隙間自体は存在するので落ちる可能性はありますが、ここ数日使ってみて「滑らない」というだけでとても快適になったと実感してます。
そして更に、鍵などの硬い物を置いても、木の板に直接ぶつかるわけでは無くなったので、消音効果も生まれました。
静かさで言えば以前のシューズラック以上です。
カスタム②「中段」の追加
・壁が滑って隙間に落ちる
・ウルサイ
などの問題はさっきの「滑り止めシート」で完全解決しました。
しかし以前から「手袋」などの置き場に困っていたので、余ってた木の板を使って解決しました。
こういう単なる板は、引き出し等と違って取りやすいのが最高。
しょっちゅう使うものを収納する場合、引き出し等にしまうのがあまり好きではありません。
いかに「ワンアクションを減らすか」にこだわって生きているので、「引き出しを開ける」というその所作がウザったく感じてしまいます。
というわけでこの2つのカスタムにより、新しいシューズラックは早速洗練されました。
【UI/UXの話】長年使ってた家具を買い替えて初めて、それがいかに洗練されていたか気付けた:まとめ
まとめると、「長年使ってきた生き残ってきた家具は、やはりそれだけ生活にフィットしていた。」っていう感じです。
「新しい物に買い替えたから生活が良くなるぞー」と意気込んでいても、意外なところに落とし穴があったりするので、家具などの「生活に浸透させるべきもの」は慎重になった方が良いですね。
記事中に登場したリンク:
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