もはや僕は悪夢が好きなんじゃないかという気さえしてきた
目を覚ました後の安心感は、僕が大好きな脱獄映画の脱出シーンそのもの
僕が昔経験した地獄を再確認し、既にそこから抜け出していることを理解できる
確かに、僕は今安心感を抱いてる
悪夢は現状に満足している時に見る
世にも奇妙な物語のエピソードで「悪夢は人生が好調な時に見るもの。この薬を飲めば強制的に悪夢を見るから、人生が好調になるよ」というものがあった。
人生はそんな画一的なものでは無いけれど、なんとなく分かる。
おそらく、警鐘的な意味で悪夢を見るんだと思う。
よく見る「昔の仕事」の悪夢
悪夢の種類は人によって違うとは思う。
僕の「よく見る悪夢」は昔の仕事。
特に作業着を着てた頃の自分は、今となっては相当嫌な思い出だ。
「作業着」という書き方をしたけど、職種に縛られずいろんな事をやっていたので、包括して「作業着を着る系の仕事」と表現した。
これは別に「ブルーカラー」的な侮辱を言いたい訳では無い。
自分にとっての「作業着時代」が苦しかったというだけ。
特に苦しかったのは、
・自分の資質との不一致
・THE 労働という感じ
など。
自分にとっての嫌なことが詰め込まれていたから、当時は嫌じゃなかったけど、成長した今の僕にとってはとても嫌な思い出だ。
そして未だに当時の夢を見る。
悪夢を見た後に安心する
目を覚ますと心底ホッとする。
「あ、これは夢か。あの仕事に戻ったわけじゃないんだな」と、冒頭でも書いたように、脱獄に成功したかのような気持ちさえ感じる。
そう考えると、僕は悪夢が好きなのかもしれない。
そもそも僕はNotionで毎日日記を書いたり、内省活動をしたり、ゲームの後に振り返りメモを書いたりなど、「自分との対話(ログ)」が大好きだ。
夢も恐らくは「潜在意識との対話」。
そこで過去の悪例を体感し、いかに今が恵まれているかを再確認する。
そうすることで、現在の不満は些細なことだと認識し、より情熱的になれる。今のように。